レスキュールールのFAQねたの次のお題は「スタート地点に戻る」です。
Q. Does Rule 3.6.2. mean that a robot must be returned to the entrance to the room in which it is located if it fails to detect a victim or makes a false victim identification?
A. No, Rule 3.6.2. applies only to lack of progress, i.e. when the robot is stuck in the same
place or loses the black line for more than 20 seconds. Failing to detect a victim, or making a false victim identification, does NOT count as lack of progress.
ルールの3.6.2は、ロボットが被災者を発見せずに(できずに)スルーしてしまった場合、または被災者の誤発見をしたら、部屋の入口に戻されるということですか? という質問です。
これに対して・・・
違います。 ロボットが同じ場所で動かなくなるか、黒線を外れて20秒経過しても復帰できない場合に競技進行停止と判断されます。 被災者を発見することができない場合や、被災者の誤った発見(誤発見)は競技進行停止にはなりません。
って答えています。
えっ~そうなの?
ジャパンオープンでは、被災者を発見できずにスルーしたら、即スタート地点に逆戻りでしたよ。
もともとのルールには
3.6.2. If a robot fails to negotiate a particular part of the course (e.g. gap, victim, item of debris, etc.), then it must be returned to the entrance to the room in which it is located, or Starting Point, by the designated team "captain".
と書かれており、特に赤く色付けした
If a robot fails to negotiate a particular part of the course (e.g. gap, victim, item of debris, etc.)
この「被災者」は、どう考えても、「被災者が居るにも関わらず、発見できなかった場合」と理解していたのですが・・・
ということで、国際ルール上は、被災者はスルーしても競技進行停止にはなりません。 ジャパンオープンでの「被災者を(発見できずに)スルーすると即スタート地点に逆戻り」は日本ローカルルールだったことになります。