都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

詐欺サイトに振込、中京署に届け出、スルガ銀行はいかに

2018-08-01 02:04:59 | 世情

7月9日にネットの「自転車専門店」というところにJ コンセプトの限定車(3段変速)、しかも17年モデルなら税込7万8千円( http://special-cyclewebonline.site/index.php?main_page=product_info&products_id=18064 )と正札より4万円は割安とあった。サイトも見てみると「ごっつプライス」というサイトの一部でYahoo,  Amazonなどに載っている(実はリンクだけでなりすまし詐欺)と信用した。限定車でもあり、急いで会員登録(個人情報はあとで書き換えた)して発注した。すると、カードも使用できるとあるのに、個人口座への振込指定だった。ここで、気が付くべきだったのだが、限定だから個人のバッタ屋取引かと思って裏も取らず、某銀行からネットで振込をした。

 その2日後の11日に着金確認(10日のはず)返答がないため、問い合わせると「発送しました」のみで、「佐川急便の番号」がない。番号を問い合わせても返答がない。そこで、電話番号を調べると詐欺サイトと分かり、府警のサイバー犯罪窓口に連絡、振込先のスルガ銀行にも連絡した。

 翌日の12日、スルガ銀行からメール返答で「スルガ銀行振り込め詐欺救済法照会ダイヤル」に電話するよう指示があった。電話すると、警察からの要請がないと個人情報保護のため対応できないとのこと。それならと電話の上、中京署に赴き、担当課と疎明資料(「よくできていますね、同業かと思った」と評価された)により相談をした。当該口座は他の方の要請により既に出金停止になっているとのこと。銀行も対処に困り、中京警察署からの口座凍結を希望しているとのこと。さらに当日「自転車専門店」に「翌朝までに返答がないなら中京署に届け出」とメールし、返事がないなら、中京署から口座凍結をかけるとの段取りになった。

 その翌日、13日、返事がない旨を中京署に連絡。口座凍結の上、相談番号を受領し、銀行連絡の上、対応待ちとなった。

 一部の振込は保全されているようだが、状況は不明。スルガ銀行はネット・バンキングも対応しているため資金の移動は速いはず。(転送の振込先から現金化か)

凍結後、預金保険機構の手続きに2ヵ月程かかり、その後債権申立に3ヵ月程かかる見込み。(https://japan.norton.com/netshopping-swindle-941 )今まで、破産や民事再生、会社更生など対応してきたため、慣れている。

 

 スルガ銀行に中京警察の相談番号を伝えたところ、今後のスケジュールは

①口座にお金はあるが全額戻るとは限らない(金額は不明、債権額も未確定だから当然)

②半年から1年かかる

③半年先までにスルガ銀行から被害届を郵送

とのこと

 

 しかし、詐欺に引っかかるとは、反省は:

①安さと、「欲しい」限定につられて焦って買いに走った(釣り案件をよく調べているものだ)

②リンクのサイトは張り付けただけのなりすましだった

③個人口座の振込は「厳禁」と知っていたのに、「安いからまあいいか」となった

④電話番号のネット照会をしなかった(していれば一発分かった)、Gmailの迷惑メールにふりわけられていたのも怪しむべきであった

 登録情報が悪用されないように、関連のメール・アドレスやパスワードも変更した

 今回分かったのは

①スルガ銀行の対応は木に鼻をくくった様、その割に中京署には口座「凍結」を要請してくれだったらしい(スルガ銀行自体、取沙汰されているが、大体口座の本人確認はしたというがその後の脇が甘いのでは)

②中京署の対応は親切、個人のメールがないのは不便

③早期の気づきと対応が不可欠、メールや振込の証左の保存とまとめ資料の作成が必須

 不幸にも騙され振り込んでも、泣き寝入りだけは止めるのが良い方策、気分も多少すっきりします

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