都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

祇園祭の流行る屋台は:差異・味、サービス・運営、立地

2012-07-18 01:07:04 | 京都

 祇園祭の屋台(露店)で有名なのは室町四条北角の前田のベビーカステラだろう。割った玉子の殻がわんさか積み上げられている。いまや屋台の名物で持ち帰りが多い。浅草の人形焼と同じ位置付けだ。<o:p></o:p>

 今年の流行は、黄金のとりから(色々なソースを選べる)、棒キュウリ(前は大原の漬物屋の名物だった 塩麹や辛いソースの二度漬け禁止がうけている)の油とあっさりの二極化で、この間にビールが参戦している。これは素晴らしいトリオだな。特に今年は三連休でしかも暑いことこの上ない。海の日は35度にもなっていた。朝のテニスでは、2時間で1.5?の飲物でも頭がくらくらしたくらいだ。後はB級グルメの焼きそばなどが人気だ。<o:p></o:p>

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 流行る屋台は、差異があること(新しさ、珍しさ)、声をかける賑わい(ついつい買う)、立地が角などで目立ち、行列が演出できること、煙や匂いで人を寄せること などと分析した。<o:p></o:p>

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その事例として流行っている烏丸六角に「和牛ステーキ」の屋台がある。一串500円と牛肉としてはお安く、煙がすごい。お味は若者向けで美味しいが脂もある。ここは焼手、渡手、呼び込みの3人がめまぐるしく働いている。素晴らしい連携で、お客の順番も間違えない。しかも、炙りたてを出すからお味もこたえられないというお店だ。この角に賑わいを演出している。その奥でコンビニがビールを売っているが、売上も伸びるに違いない。<o:p></o:p>

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 前田のベビーカステラも和牛ステーキも馴染みのお客が多く、名物となっている。こんな屋台の賑わいは祇園祭の宵山を盛り上げている。また、今年は、室町、新町で屋台が片側になったが、沿道のお店で独自の企画、店づくりがある。名物となる、売り物、サービス、運営があると良い。<o:p></o:p>

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祇園祭は歩いても屋台が研究になる<o:p></o:p>

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