朝日新聞に「音楽に包まれ夢心地」とあり、眠っても構わない「リクライニング・コンサート」というのがあるらしいが、それなら自宅でオーディオを聴いて寝れば良いのにと思う。生演奏は聞き手(観客)の感じ方との双方向のやり取りと思っている。また、耳の位置が骨盤より前にないとのめりこんで聴いていないと感じる。そのため、聞き手が演奏にのめり込んでいると前に体が傾く。また、生演奏は手の動き、体の動き、表情も楽しめる。どうもリクライニングとは勿体ない。<o:p></o:p>
それにしてもオーディオは偉大だ。同じ曲の指揮者の聴き比べ、同じ指揮者の年代別聴き比べなど、ワインでいう水平・垂直テイスティングが出来る。曲をオーディオで聴いてから生演奏を楽しむのは至福である。本格的なコンサート・シーズンの秋が楽しみだ。<o:p></o:p>