パスハンター(Moderata)のリア・ディレーラーのスプリント9000(スラント・Wテンションの初期 マエダの持っていたスラント・パンタのパテント失効時期)がへたって来て変速が上手くいかない。9速用、つまりは昔のナローチェインを使えるリア・ディレーラーで探したらティアグラが。250gと重く、インナーパンタとゲージが鉄だが趣がある形だ。使ってみると、変速が信じられないくらい速く、力がある。恐らく、パンタが立体的で、かつ厚みを計算してねじれに強い設計なのだろう。ユレー・ジュビリーなど片持ちパンタは優美だが平面的なため、ねじれに弱い(変速に熟練の技が要る)のと反対だ。また、ジョッキー・プーリーとフリーの歯が近いのも特色だ。昔のシマノはクレーンの時代などではブッシュのやれが早かったが、新しいデュラエースも試してみたくなる。なお、フロントはサンツアーで、これは変速が速い。(昔、リアはデュラで、フロントはシュパーブを選ぶ方が「通」といわれた)<o:p></o:p>
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技術革新でしかも安い、重さはダイエットでしのぐ<o:p></o:p>
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