文京区暮らしの時子育て中の友達が”アンパンマンの歌詞は子ども向けと思えないんだよね”と言い歌ってくれた。
”そうだうれしいんだ生きる喜び、たとえ胸の傷が痛んでも”
漫画にもうとい私はアンパンマンの名前は知っているだけだった。
金生町暮らしを始め高知にアンパンマンミュージアムがあるのを知りいつか行きたいと思っていた。
念願かなう。
広々とした場所に建つやなせたかし記念館アンパンマンミュージアム。
別館では”かがくいひろしの世界展”
初めて聞く名前だ。
原画を見て驚く。
動かないと思っていただるまさんが生き生きと動いている。
おもちのいろんな表情。
やかんが一斉に蒸気を出して雨を降らせる準備。
いろんな野菜の相撲取り。
かがくいひろしさんは特別支援学校の職員として働く合間にこんなユニークな世界を作っていたのだ。
詩とメルヘン絵本館でもかがくいひろし展。
トイレットペーパーの寝姿。
こんな楽しい世界を表現できる人なのに54歳で漫画家に専念するため特別支援学校退職後半年でがんのため亡くなってしまう。
こんな哀しいことも世の中にはあるのだ。
別館からの眺め。
右詩とメルヘン絵本館。
左収蔵庫。
やなせたかし記念公園より詩とメルヘン絵本館。