酒袋「ボタ」

今日も元気に営業中のブラドールです。

今日はスペイン研修で見つけた酒袋「ボタ」の話です。


ブラドールにも飾ってあるので、見かけた方もいらっしゃると思いますが、ボタとは牛革製の酒袋です。


この中に、酒屋さんでワインを詰めてもらい、携帯するための道具だそうです。
飲み方は、上のキャップを外して、口のほうに狙いを定めて持ち上げ、勢いよく革袋を潰す…すると、中のワインが弧を描いて飛び出す…という仕組みです。


私がこれを知ったのは、ヘミングウェイの小説「日はまた昇る」の一節を読んでから…。


スペインに行く事があれば、是非購入しよう…と思っていたのですが、たまたまスペインの高速道路をバスで移動中に、休憩の為にパーキングエリアに入り、そのショップで見つけた時は、とても興奮しました。


土産物としては、ちょっと高価だったのですが(笑)、迷わず購入。


一人でテンションが上がってました。


日本に帰り、いざワインを詰めて試してみようと思ったのですが、中にタールが塗ってあり、臭いが付きそうなので、あえなく断念。


それ以降は、ディスプレイとして活躍しています。(笑)

興味がある方は、ワインを詰めますので、是非チャレンジを…


ただし、慣れるまでは上半身が濡れる事が予想されますので、念のために着替えをご用意されることをお忘れなく…