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悪人の友は捨てよ:朝鮮、清に尽くした末の脱亜論
日本の弱点=情報発信力の弱さ露呈したNHK新会長の問題発言~西村幸祐氏
2014.02.07(金)
マット安川 ゲストに評論家・西村幸祐さんを迎え、メディアの問題や安倍政権の今後の展望などをお聞きしました。
安倍首相は施政方針演説で憲法に触れるべきだった
西村 幸祐(にしむら・こうゆう)氏ジャーナリスト、作家。音楽雑誌編集などを経て、主にスポーツをテーマに作家、ジャーナリストとしての活動を開始。2002年の日韓ワールドカップ取材以降は拉致問題や歴史問題などに関する執筆活動を行い、2011年4月『JAPANISM』を創刊。『幻の黄金時代 オンリーイエスタデイ'80s』(祥伝社刊)など著書多数。
西村 安倍政権が成立して1年が過ぎました。100点満点というわけにはいきませんが、まずまずだったと思います。少なくとも外交に関してはほぼ100点でした。今までの総理大臣と比べると、何より外遊の数が全然違います。
彼はおととしの12月、安倍政権が誕生した翌日に、チェコの言論プラットフォーム、プロジェクト・シンジケートのウェブサイトに英語の論文を発表しました。タイトルは「アジアの民主的安全保障ダイアモンド」というんですけど、そこに書いた通りに1年間駆け抜けたんです。
海外で発表した論文通りに動いたというのはちょっとすごいことでね、日本の総理大臣にこんな人はいませんでした。去年の暮れにはASEANの会議を東京でやったでしょ。あれもすごいことです。
ただ注文もつけたいと思います。それは通常国会の施政方針演説の内容が、あまりにも現実的な部分、経済的なことに絞られ過ぎていたことです。もうちょっと日本をどう変えていきたいのかという安倍哲学を語ってほしかった。特に憲法についてですね。
憲法改正については去年の12月にもはっきり言ってますから、もちろん考えてるとは思いますが、施政方針演説でそれをバシッと入れてほしかったと思います。
冷戦時代、日本の政治家にも新聞記者にもソ連のスパイがいた 去年、特定秘密保護法案が審議されたとき、衆議院に参考人として呼ばれて意見陳述をしました。そのときに言ったのは、まず国家機密を守ることがいかに大切かです。
上海の領事館員が自殺するという出来事がありました。
ハニートラップにひっかかって脅されたあげく、どうしても国は売れないという遺書を残して自殺した。特定秘密保護法はこういう悲劇を防ぐためにも必要な法律なんです。
ソ連崩壊後、秘密警察KGBの資料が大量に流出して、それをまとめた本が何冊も出ましたが、その内容についても話しました。
冷戦時代、ソ連共産党のために働いていた日本の政治家とかが実名で出てきたりするんです。
その種のエージェントは朝日新聞にも産経新聞にも内部にいて、みんなコードネームがついててね。そういうスパイ活動が当たり前に行われてるわけです。オバマ(アメリカ大統領)が今さらケータイの盗聴を止めるとか止めないとか言ってますけど、大笑いですよ。ケータイを盗聴するなんて当たり前のことですから。
あと、サイバー空間での情報戦については、実際にハッキングをやっている人から聞いた話として、こちらがサイバー攻撃の能力を持たないとハッキングによる情報の漏洩を防げないということを言いました。
攻撃は最大の防御と言いますが、それはサイバー空間でも同じなんです。
日本はそういう部分も立ち遅れています。フリーソフトをダウンロードしたせいで勝手に中国のスパイウエアがインストールされて、情報が流出したというようなことが官公庁でもあったくらいですからね。しかし最近になって防衛省の中にサイバーテロ専門の部隊を作るなど、ずいぶん遅れを取り戻しているようです。
NHK新会長の「問題発言」は記者たちの策略にハメられただけ
籾井(勝人)NHK会長の「問題発言」について、朝日新聞が面白いことを書いていました。「NHK、問われる政治との距離 歴史認識・原発問題」とかなんとか。まったく笑っちゃいます。
放火犯ていうのは必ず現場に戻って、火事場の騒ぎを確認するっていいますけど、それと同じですよ。25年前には靖国問題に、20年前には慰安婦問題に火をつけたのはほかならぬ朝日じゃないですか。
今回の記者会見だって、朝日だけじゃありませんけれど、記者の謀りごとです。朝日のほかは共同通信、毎日、読売。もう名前も全部分かってます。NHKの会長という立場を逸脱させたところで失言を引き出そうとした。
新会長はウブで、ほとんど性善説の人ですから、目の前にいる記者たちはNHKのメッセージをちゃんと報道してくれる人たちだと思ったんでしょうね。
その策略にまんまと引っかかってしまったんです。個人としての意見でいいからなんて言われてね、ざっくばらんに話しちゃってその言葉を全部使われた。今まで違う業界にいたからでしょうが、広報の常識というものを知らなすぎるんです。
これは日本の対外広報、海外への情報発信力を象徴する事件だと思います。日本はこの分野のレベルが非常に低い。
これだけで生きてるすぐ隣りの国なんかには遠く及びません。告げ口と捏造の宣伝に長けた彼らは、フランスで慰安婦のマンガを出したりってことを平気でやりますからね。日本も研究しないといけません。
北東アジア情勢は日清戦争前と同じ。今こそ脱亜論を!
韓国というのは不思議な国です。これから人を殺めに行くと言っても逮捕されないんですから。
文部科学省が学習指導要領の解説書に竹島を日本固有の領土と書いた。ある活動家がこれに抗議して、竹島の日に日本に行く、第2の安重根になることも辞さないと発言したと、韓国のメディアが報道したんです。日本ならこんなこと記事にならないでしょう。なったとしてもこんな危険な人物がいるという書き方になると思います。
最近は朴槿恵大統領の反日姿勢に異を唱える新聞なんかも出てきていますが、だからといって韓国国内の空気が変わってきたということはありません。もっとうまく日本を利用しろという意味ですからね。経済が立ち行かなくなってもはや危機的状況なんだから、頑なに会談を拒んでいる場合じゃないだろうってことです。
その韓国が接近している中国も厳しい状況です。不安定要因がいくつもあって、それを無理矢理抑え込んでいるのが実態でしょう。だからPM2.5なんて何一つ改善しない。
これから徐々に民主化していくなんて、ちょっとありえません。そのうちなんらかのハレーションが起きるんじゃないかと思います。ウイグルではつい先日、何人も射殺されましたしね。チベットも似たような状況です。
今の韓国、中国の状況は日清戦争前と同じです。当時、福沢諭吉は脱亜論を唱えていました。よく日本によるアジア蔑視だとか誤解されますが、
彼はものすごく当時の朝鮮と清のことを考えていた。すぐ隣りの国にはしっかりしてもらわないと困ると、一生懸命尽くしたんです。しかしもうどうしようもない、悪友とは絶交しようと唱えた。
僕はもうすぐ「21世紀の脱亜論」をテーマに本を出すのですが、それは北東アジア情勢が当時と変わらない今、彼の主張を再認識してはどうかと考えるからです。
「マット安川のずばり勝負」2014年1月31日放送
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★ 第二次脱亜論
● 大東亜共栄圏などと妄想を持った事が、日本はお人好しと言う事です。福沢諭吉の
言葉・研究を理解していれば、大陸に行くと言う馬鹿な事はしなかったでしょう。
★ 今は戦争前夜です
● 今は第二次脱大陸論が必要な時です。時代は風雲急を告げているのです。これが
見えなくてはいけません。中国の戦争計画を無視するのは、それを助ける事と
同じです。
★ 自惚れて本性を現した共産主義
● そもそも、高度に発達した資本主義国と、一人当たりGDPが1/10の共産国家と
どのようにして理解しあえるのです。お金と技術と企業・人材を投下して
GDPを日本以上に高めた途端、その本性を現し、侵略をすると脅す
人達です。もしGDPが日本の2倍に成れば、手も付けられないでしょう。
★
売国奴・宇宙人の鳩山さんではあるまいし
● どうも子供じみた平和主義者・反日左翼は、やくざと言う大人の世界が見えない
ようです。カッコいいヤクザ映画では有りません、現実の侵略の問題です。
★
疑似餌にかかる魚かな
● 大東亜共栄圏の幻想を振りまき、企業を自国に誘致し、核を持っているのは、
他ならぬ中国そのものです。大東亜共栄圏と言う言葉は今は何の意味も
持ちません。当時の韓国のGDPの数倍の援助をして、北よりも豊かにした
挙句が今の現実です。今この言葉にすがりたいのは、中韓なのです。
日本人では有りません。