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オスマン帝国崩壊前後からの中東介入は第二の十字軍

2015年01月20日 21時59分39秒 | 時代・歴史

★ http://news.yahoo.co.jp/pickup/6146669


安倍首相演説に猛反発=日本を十字軍扱い―「イスラム国」 時事通信 1月20日(火)19時10分配信

 【エルサレム時事】過激組織「イスラム国」とされる組織が20日公表した日本人2人の殺害を警告したビデオ声明は、安倍晋三首相が17日にカイロで行った中東政策に関する演説で過激主義を封じ込めるために「中庸が最善」と訴えたことに激しい反発を示した。警告は演説への報復として表明された形だ。
 声明は、日本が「十字軍」に加わろうとしていると指摘した。十字軍は、イスラム過激派がキリスト教徒中心の欧米諸国を批判する際に使用する表現で、日本を欧米と同様の「主敵」と位置付けようとしている。 

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● 彼らの云う十字軍との発想がないと、中東介入は危険です。ブッシュジュニアも中東介入時に
  つい口を滑らせて、自らを十字軍と位置付けましたが、彼さえも現代の十字軍の意味を
  知っていたのです。つまり、810年ぶりの十字軍は今も続行中という事です。

● 1096年から始まった十字軍は、中東で殺戮と収奪を行いながら、エルサレムを奪回しました。
  しかし、最終的には1249年にエルサレムをイスラムに再奪回されて、実質的に敗北しました。

● これを現代に当てはめると、1096+810年=1906年。正にオスマン帝国やロシアに西欧が
  ちょっかいを出して、オスマン帝国崩壊後のアラブの支配と収奪・特に石油の
  収奪を行ってきた歴史にフラクタル
です。

● 最後は1249年+810年=2059年に、エレサレムがイスラムの手に落ちて・つまり今のイスラエルが
  崩壊して、西欧の十字軍が失敗に終わるという事なのです。

● 100年余に及ぶ侵略の恨みが籠っているのが中東なのです。それを理解しないでテロテロと
  叫んでも問題は解決しないのです。イスラム国のほうが歴史的な理解が
  一段上なのです。殴られたほうは永遠に忘れないのです。

● これが文明の衝突と言われるゆえんです。其処の理解がないと中東は危険でしょう。
  西欧や日本等の近代資本主義が強いからと、世界は全て資本主義であると
  誤解する原田武夫さんの様な考えは、危険なのです。

● 中東は資本主義でもないし、今後も当分は資本主義にはなりません。サウジアラビアのような、
  君主の支配=絶対王政の時代が中東なのです。どんなに叩いても破壊しても、
  近代資本主義には絶対なりません。


● どんなに世界が騒がしくても、270年の江戸時代=徳川絶対王政時代が崩れなかったと
  同様、イスラム世界も絶対に資本主義国にはならないのです。強い君主の登場が
  望まれているのが、今の中東でしょう。
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徐々に姿を現す・下剋上の雰囲気・武器の溢れたUSAの危険な香り

2015年01月20日 09時14分52秒 | 武人の時代

★ http://www.cnn.co.jp/usa/35059140.html?tag=mcol;topStories



バイデン米副大統領の自宅前で銃撃、夫妻は不在     2015.01.19 Mon posted at 09:33 JST

米副大統領の自宅前で銃撃

(CNN) 米東部デラウェア州ニューキャッスル郡で17日、バイデン副大統領の自宅に向けて路上の車から銃撃があった。警護を担当するシークレットサービスによれば、副大統領夫妻は不在だった。

銃撃が起きたのは午後8時28分ごろ。何者かが副大統領宅の前の公道を猛スピードで通過しながら、複数の銃弾を発射した。現場に配置されていたシークレットサービス要員が銃声を聞いて駆け付けたところ、高速で走り去っていく車が見えたという。

副大統領の住居は道路から数百メートル離れている。住居や近隣の建物に損傷は見つかっていない。

地元警察によると、近くの地区でもこの直後に銃撃の通報があった。

副大統領夫妻は週末を自宅で過ごすことになっていたが、当時は留守だった。夫妻とオバマ米大統領はそれぞれ同日夜のうちに報告を受けた。

地元警察はシークレットサービス、米連邦捜査局(FBI)と協力して捜査を進めている。現場では午後9時ごろ、警察の警戒線を車で突破しようとした人物が逮捕されたが、警察は18日、銃撃の容疑ではないと述べた。


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● この前は、知事に抗議して、演説中に背中を向けた警官が多数いましたが、今回は
  副大統領への直接警告です。段々ときな臭くなっていくのが西欧・USAの現状です。

● 富裕者の時代≒近代資本主義の崩壊と武人の時代の到来は、近代では清の崩壊と軍閥の台頭で
  混乱があったチャイナが参考になるでしょう。最後はコミンテルンの暗躍やUSA民主党内の
  赤の大活躍で、最終的に共産主義者が勝利したのが、チャイナです。

● チャイナでは少数派の民族≒満州族の支配が清でしたが、今のUSAでは正に少数派である
  黒人を代表するオバマが大統領になっています。多数派の白人の欲求不満が
  聞こえそうです。

● チャイナでは多数派の漢民族が最終的には勝利しました。USAでは、今は白人が多数派ですが、
  しかし有色人種を総合すると、白人を追い越しつつあります。あと30年もすれば
  有色人種は多数派となる可能性があります。丁度武人の時代前後は逆転する
  可能性があります。

● 勿論武力衝突≒市民戦争となれば、人口だけでは勝利は確定できませんが、いずれにしろ
  長い目では有利です。数からいえば、白色武人≒共和党系の初期の勝利が予想できます。

● しかし長い目では、赤色武人が数で圧倒する可能性が考えらえます。丁度日本の資本主義が
  崩壊する2138年前後までには。USAでも共産主義が大活躍する可能性が考えられます。
  勿論当分は、日本では赤・反日等は国力の阻害因子でしかありません。


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