歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学

フラクタルと歴史経済波動学で予測
 未来の世界と経済と医療の行方
貴方はいくつの真実を見つけられるか!

波動から見た日本経済・資本主義の後半に突入・第一次大戦前のUSA似

2015年01月24日 14時41分49秒 | 時代・歴史



世界が日本経済をうらやむ日
    浜田 宏一 単行本: ¥ 1,620

浜田宏一 1936年東京都生まれ。内閣官房参与。イェール大学名誉教授。経済学博士。1954年東京大学法学部に入学、1957年司法試験第二次試験合格。1958年東京大学経済学部に入学。1965年経済学博士取得(イェール大学)。1969年東京大学経済学部助教授。1981年東京大学経済学部教授。1986年イェール大学経済学部教授。2001年からは内閣府経済社会総合研究所長を務める。法と経済学会の初代会長。著書には、ベストセラーになった『アメリカは日本経済の復活を知っている』『アベノミクスとTPPが創る日本』(講談社)など多数。 安達誠司 ... 続きを読む
 
////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////


● 江戸時代の末期,黒船の威力の前に、日本は文明開化≒西欧の資本主義を取り入れたと
  歴史は教えます。その後19世紀、20世紀と、日本は彼らのまねをするのに忙しく
  西欧かぶれ崇拝は、当然の事でした。特に初期は英国に学びましたが、
  独に学ぶことも忘れませんでした。

● 敗戦後は特に、USAのGHQの洗脳教育のせいもあり、自らが悪い、劣っているとの劣等感に
  悩まされてきたのが戦後の歴史です。高度成長期でも、経済1流政治3流と
  自己卑下することを忘れませんでした。しかし、気が付いてみると
  世界がおかしくなってきているのです。

● 特に2000年から始まる、西欧と中東との戦争・侵略は、日本人を覚醒するのに大切な役割を
  果たしたでしょう。勿論ベトナム戦争から、西欧特にUSAの道徳倫理に疑問、
  近代民主主義国家としての理想に陰りが確実に見えてきました。

● そして中東への侵略。西欧の経済の陰りと、移民増加による西欧のアイデンティティ危機
  ここで、文明開化以来の西欧に対する崇拝の念やコンプレックスが消えていくのが、
  多くの人に感じられたと思います。

● 西欧の黄昏に対する、憐みの情にも似た感情の芽生えです。この時代の背景を決定的に我々に
  知らしめてくれたのが、安倍政権の登場からの日本の誇りを取り戻す戦いです。

● その感情を根拠のある物理的背景≒経済から分析するのが経済学者の仕事です。前から書いているように
  エリオット波動による分析も、それを示しているのです。日本の資本主義はその丁度半分、
  壮年期を迎えているのです。人生でいえば40歳代の組織の中核です


● 従って、今までの西欧崇拝に基ずく、知恵者の論議や本は消え去るのみです。今後は日本が
  世界の崇拝の対象になる時代なのです。

● いくらお金が有っても、老人は魅力が無いように、USAは消え去るのです。2026年~2046年の最後の
  株式市場の崩壊から、死にゆくのです。その後はその遺産を受け継いだUSAの武人がどのような
  USAを作るかは、彼らの性格が決めますが、その分析は日本には非常に大切です。

● 先進資本主義の崩壊で、日本の西欧コンプレックスは完全に消えます。同時に戦後も終わります
  其処からが日本の新しい時代の幕開けなのです。人生の最後の仕上げに入るのです。

● マルクス的に言えば、どのような金融帝国になるかという事です。お金のある人生の末期に
  社会≒世界にどのように関与するかです。

● 世界が羨む経済に、世界が羨む倫理道徳がつくのか否か? それは日本人が決める事でしょう。
  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする