歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学

フラクタルと歴史経済波動学で予測
 未来の世界と経済と医療の行方
貴方はいくつの真実を見つけられるか!

小規模分散型エネルギー革命・交流電気からの独立宣言

2015年05月21日 11時24分43秒 | 健康・医療

 ★ http://www.sky-gr.co.jp/dcclub/ 直流倶楽部(設立趣意書)

21世紀は直流電気の時代。直流で発電して直流で使う。21世紀のデジタル化社会は直流電気で動いています。これまでの大規模集中型発電(AC:交流発電)から小規模分散型発電(DC:直流発電)へ時代は変わります

現代のデジタル生活に欠かせないモノすべて直流電気で動いています


電気の「交流」と「直流」の話

もともと、電気といえば「直流」のことでした。「直流」とは一定の電圧で同じ方向に流れる電気のことです

1799年、ボルタが電池を発見して、「直流電気」の歴史が始まりました。
1832年、フランスのピクシーが、「手回し直流発電機」を発明しました。
1879年、かのエジソンが「白熱電球」を発明しました。(実際に白熱電球を発明したのは、J.Wスワンという人です。)
もちろん、「直流」の電気で明かりを燈したのです。

エジソンは、一般家庭にランプを燈すために、ニューヨークで電線を引いて電気を供給する事業を開始しました。もちろん「直流」で、です。 当時は110Vの電圧が使われていました。これは使われるランプの電圧に合わせたのでした。 しかし、この「直流」は損失が大きいため、少しの距離しか電気を送ることができませんでした。

1881年、英国のシーメンスが水車で駆動する交流発電機で発電した交流電気で街灯を燈す事に成功しました。電燈は直流でも交流でも点灯できたのです。 「交流」とは常に電圧が変化して、流れる方向が変わる電気のことです。

1882年、エジソンの弟子のニコラ.テスラが「交流」電動機と「交流」送電方法を発明しました。「交流」は
❶ 高い電圧で電気を送り、使用場所で 
❷ 変圧器により電圧を使用したい電圧まで落として使用することが簡単にでき
❸ 効率よく電気の輸送ができる利点がありました。
❹ 高い電圧で電気を流すと電流が小さくてすみ、電圧降下が少なく、電線も細くすることができ、電気の損失や   送電のコストも小さくできたため、遠くに電気を送るのに適していました。

エジソンは、「直流」方式を主張し、テスラの「交流」方式と争いました。 高い電圧が危険であると主張するエジソンに対し、交流送電の利点を挙げた テスラは激しく争いました。 しかし、電動機の使用によって電力利用が増え、「直流」方式では、電線を太くしたり、発電所を電気の使用場所の近くに作らなければならなかったエジソンの「直流」方式は敗れ、テスラの「交流」方式が一般に広く使用されるようになりました。

1896年、ナイアガラの滝の水力発電所の5000馬力2台の水力発電機から 電圧11000Vの交流による電気が送電され、発電所から32km離れたバッファローの町に電気が送られました。 これが、電気を遠くまで送る「交流」方式の始まりでした。 「交流」送電方式による電力の利用が拡大し、交流の電動機が実用になると、電気が電燈だけでなく、動力源に使用されるようになり、水力や石炭、石油を使用した巨大な発電所が作られ、長い距離を送電線で需要地まで運ぶ「交流」の現在の形ができあがりました。

ヨーロッパ、アメリカ、日本などの工業先進国は、19世紀、20世紀にかけて、人口も増え、工業が発展し、電気の使用量は急激に増えていきました。 それに伴い、自然を破壊して作られた巨大なダム式水力発電所、温暖化ガスを多量に排出する石炭や石油などの化石燃料を燃やして発電する火力発電所、さらには原子力発電所が、どんどん出来てゆき、より遠方からより多くの電気を多くの人々の集まる都会を始め、地方の隅々にまで送られるようになりました。 これによって、私たちはいつでも、どこでも、いくらでも電気を利用することができるようになりました。

直流倶楽部からの提案-その1

21世紀に入った現在、私たちは自然破壊、地球温暖化などの地球環境問題に直面しています。持続可能な世界を創るために化石燃料に頼らないエネルギーを手に入れる必要があります。その中で太陽光発電や風力発電等の自然エネルギー利用が有力な手段となってきています。これらは、再生不可能で大規模集中型の今までの方式とは異なる、再生可能な小規模分散型の新しいエネルギーの取得方式です。

現在、世界では今だに電気の送電線につながることができない人々が24億人 いると言われています。私たちが活動しているモンゴルでは、国民の半数を占める遊牧民のほんの一部が、小さな太陽光発電パネルやマイクロ風力発電を使ってわずかな電気を得ているにすぎません。これらの大半の電気を持たない人々を今から送電線につなげるということは非常に不経済、不合理なことです。これらの人々は、送電線につなぐ事など考えず、はじめから、21世紀型の小規模分散型の新しいエネルギー取得方式によって電気を得るのがいいのだと思います。

モンゴルの遊牧民は言います、「昨日は天気が良かったからたくさん発電できて、電球を3時間つけることができたけれど、今日は天気が悪いので電球を1時間しかつけることができなかった、でも暗くなったら寝ればいいのさ。」つまり、彼らにとって電気とは、"バッテリーに蓄えられている分しか使えない有限で、あるだけしか使えない物"なのです。

それでは、我々すでに送電線につながっている者はどうすればいいんでしょう。 我々は、電気はコンセントにプラグを差込みさえすれば、いつでも、いくらでも使えると思っています。つまり、我々にとって電気とは"いつでも、使いたいだけ使える無限のもの"なのです。でもそれは大きな勘違いなのです。電気は有限です。

直流倶楽部は、"電気は使いたいだけ使う"という考え方から、 "電気はあるだけしか使えない"という発想の転換を提案します。ですから、直流倶楽部のテレビセットは最大4時間しか見ることができません。しかも晴れた日に。雨が続けば発電できません。電気がなくなってテレビが消えたら、本でも読んですごしましょう。電気がなくなって、照明が消えたら寝てしまいましょう。

我々もできる限り政府や電力会社などの権力から独立し、小規模分散型のエネルギー自給に向かう方がいいと思います。太陽光や風力などの自然循環型の再生可能エネルギー源を利用して、できるだけ自分の使う分は自分で造ることを考えていかなければならないと思います。 しかし、一度にすべてを自給するには、お金もかかるし、勇気もいります。 ならば、できるところから、楽しみながら少しずつやってみてはどうでしょう。

直流倶楽部からの提案-その2

21世紀はデジタルの時代とも言われています。パソコンやテレビ、携帯電話を筆頭に今、実は「直流」で動いているものがどんどん私たちの周りに増えています。でも私たちは「交流」の中で生きていますから、「交流」をわざわざ「直流」に変換(AC―DCアダプター)してそれらの機器を使っているのです。

一方、太陽光発電やマイクロ風力発電は実は「直流」で発電しています。でも周りの電気製品が「交流」なのでわざわざパワーコンディショナーという装置をつけてエネルギーロスをして「直流」を「交流」に変換して電気を使っているのです。 なんだか、おかしなことをやっていると思いませんか。

❶ 直流倶楽部は、<直流>で発電して、<直流>で使おうと考えます。 そのほうが
❷ 自然だし効率的だからです。そのために
❸ 「直流」で使えるテレビや照明、冷蔵庫、扇風機、パソコン等の電気製品を提供します。もちろん、
❹ 発電するための太陽光パネルや風力発電、バッテリーなどの自然エネルギーを使った
   「直流」独立電源システムも提供します
。 
❺ バッテリーもできるだけ多く電気を貯められるように、少し多めに持ちましょう
   今まで、電気を貯めることにコストがかかっていましたが、それは、バッテリーが4年から6年ほどでだめになってしまう
   からです。自動車用の安いバッテリーを使ってだめになっても、
❻ 使い捨てではなく、リフレッシュして再利用し、少なくとも10年は使えるようにできる技術を私たちは
   開発しました
。 今、問題になっている、 
❼ 電磁波過敏症の方も、DC12Vの「直流」なら全く電磁波の影響から逃れることが可能です


世界の未電化地域だけでなく、この日本でも、できるところから「直流生活」をしてみてはどうでしょうか。 21世紀は再生可能型で小規模分散型エネルギーの時代です。 「直流倶楽部」でみんな一緒に楽しみながら、まずできるところからやっていきませんか
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進化と革命・母なる海(≒電力会社)から離れ陸に上がれるか

2015年05月21日 08時08分07秒 | 経済戦争

★ http://www.foreignaffairsj.co.jp/essay/201505/Pinner_Rogers.htm

実用化に近づいたソーラーパワー
―― なぜソーラーは安く実用的になったか
     Solar Power Comes of Age

ディッコン・ピンナー     マット・ロジャース

マッキンゼー サンフランシスコ・オフィス ディレクター    フォーリン・アフェアーズ リポート 2015年5月号  

いまやソーラーパワーは他の電力資源と価格的に競い合えるレベルに近づきつつあり、2050年までにソーラーエネルギーは、世界の電力の27%を生産する最大のエネルギー資源になると予測されている。ソーラーパワーの急激な台頭を説明する要因としては、

❶ 政府の促進策、
❷ 低価格化と効率化、
❸ そして技術革新
などを指摘できる。

今後も多くの市場で、❹ ソーラーパワーの電力生産コストは8―12%低下すると考えられているし、❺ 蓄電技術の進化もソーラーパワーの台頭を支えることになるだろう。電力価格が低下すれば、電力会社は再編を余儀なくされるが、ソーラーパワーの普及によって、温室効果ガスの排出量削減という ❻ 環境上の大きなメリットも期待できる。❼ 太陽光に恵まれた地域における新しい住宅のほとんどの屋根にソーラーパネルが設置されるとしても、いまや不思議はない。

小見出し
経済効率を確立したソーラーエネルギー
台頭を促した四つの要因
生産コストの低下とソーラーパワーの拡大
電力業界の混乱と苦境
今後のリスク要因
新しいエネルギー                       全文は2015年5月号に掲載>>

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● とりあえずは、太陽に恵まれたお金持ちの地域・国家でのソーラーパネルの設置と
  いう事になりそうです。あばら家に住んでソーラーパネルは合いません。

● 電力会社が、近代文明の主役となり、種々の恩恵を与えてきたことは事実です。
  文明化とは≒電化と言っても過言ではないでしょう。勿論化石燃料の
  使用も文明化に大いに役立ってきました。

● その電力会社からの乳離れが出来るという事なのです。それは海から陸に上がって
  母なる海に独立を告げた、陸生動物にも例えられます。陸にそして空へと
  進化した生物に例えられます


● 暫くは、両生類の様に海と陸を行き来しての生活になるかもしれませんが、いずれにしろ
  海から陸≒新しい環境への大移動と爆発的な拡散が予想できます。
  正にEvolution・Revolutionでしょう。

● 生活に必要な基本的なものは、次は水ですが、これもソーラー電力を使っての空気中から
  取り出したり、更に海水を真水に帰る事が出来れば、人間の住む環境は著しく
  拡大する事が予想できます。

● ソーラーエネルギー革命は、人類の住居革命と言う事になるのでしょう。電力会社危うし。

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確信犯のソロス・第三次大戦恫喝≒戦争したくて中国を支援

2015年05月21日 00時57分51秒 | 戦争
★ http://www.xinhuaxia.jp/social/69689

ソロス氏:中国経済の衰退が悲劇を招く     2015年05月20日 13時40分

北京時間20日の情報によると、資産家のジョージ・ソロス氏は19日
、❶ 中米両国は経済協力を強化し、❷ 第3次世界大戦が発生する可能性を減らさねばならないと語った。

ソロス氏は世界銀行ブレトンウッズ会議の席上で
、❸ 米国には大きな譲歩が必要であり、国際通貨基金(IMF)の特別引き出し権(SDR通貨バスケット)に中国の人民元を加えることを許すことで、中国も経済改革を強化するよう呼びかけた。

ソロス氏によると、❹ もし中国経済が衰退期に入れば、第3次世界大戦が起こる可能性があるといっても過言ではないと言う。

同氏によると、❺ 中米間の合意達成は難しい。だが合意がなければ、❻ 中国は政治的軍事的にロシアと連盟を結成し、❼ 更に世界大戦の脅威が増す。これを回避するため、努力する必要があるという。

(翻訳 王秋)

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● ついに悪の面を表したソロス。中国経済の衰退は既定の事実です。
  これを押しとどめる事が出来ない事は、彼が一番知っている事です。

● 彼は再帰性の理論≒波動理論で世界一の投資家になった男です。つまり、
  どのように騒いでも、サイクルで経済が動いているという、当然だが
  よく知られていない理論の信奉者です。

● 彼によれば中国経済が衰退すれば、彼らは第三次大戦を起こすという事なのでしょう。
  つまり、彼らは悪であることを百も承知と言う事です。その悪を強化して
  あげようというのです。

● 彼は自分の論理に矛盾を感じていないようです。そろそろお歳と言う事なのでしょう。
  不景気が来ることは、経済の論理の基本的なことなのです。つまり、中共も
  不景気になる事は確実と言う事です。

● 確実に不景気になるならば、第三次大戦もほぼ確実と言う事です。つまり、第三次大戦を
  起こす当事者を今の内から経済的に強化してあげようというのです。すこし
  頭がおかしくなったのでしょうか?それとも確信犯でしょうか?

● 必ず不景気になり、戦争を起こす可能性があるなら、戦略は逆でしょう。現在の戦争は
  経済力に依存して左右されますから、悪の敵国の経済力は衰退させるのが
  常識です。ソ連にそれを応用したのは、まさにUSAそのものです


● 中国に関しては、なぜ逆なのでしょう? むしろロシアの経済制裁を解き、西側に
  近づける事で、中ロの接近と同盟を防いで、中国包囲網を作るのが常識です。
  これが第三次大戦を防ぐ近道です。

● いくら悪でも、単独で世界と戦争をしたがる国は有りません。中共とて同じです。

● この常識の論理を無視して、悪の帝国が困ると戦争が起こるから、経済的に強化して
  あげようというのです。もしそうすればどうなるのか? 経済的に強化された中共
  がもし中露同盟を作ればむしろ、USAに勝てるという自信がついて、
  逆に第三次大戦のリスクは高まるのです


● ソロスの飛躍した論理は、逆に中露同盟を形成させて、中共を強化して、戦争のできる
  国にしてあげようという論理から来ているなら理解できるというものです


● つまり、ソロス自体が第三次大戦を望んでいるという事なのです。さすがにユダヤ系である。
  こじつけでもなんでも、戦争に持っていゆこうとする意図が露骨です。

● 世界が混乱すれば、暴落で儲けようというのでしょうか? さすがハザール・ユダヤ商法です。

● しかし、そうは問屋が卸しません。2016~2017年の今回の暴落は、残念ながらサイクル的には
  大した暴落ではないので≒つまり第二次大戦を起こした暴落よりも小さな暴落
  ですから、大きな戦争は起こりません。

● 問題なのは次回の大暴落が、前回の大不況の何倍もの大暴落ですから、その時が
  第三次大戦の危機が高まる時です。その時は西欧先進諸国の資本主義の
  崩壊時ですから、残念ながらUSAに戦争を遂行する余裕はないのです


● 従がって、それまでには確実の中共の経済力を削いでおかないと、USAは戦わずして
  負ける可能性があるのです。今から中共の包囲網を築くのが、
  戦略の基本になるべきなのです


● 彼の再帰性の論理は、どうやら今回の崩壊は、前回の大恐慌同様と見ているようです。
  彼の過ちは、世界支配層のサイクル誤認と同じと思われます。

● つまり、今回の株式市場の暴落で、大恐慌が起こるので、戦争≒第三次大戦は必要だが、
  今の中共はまだUSAの対抗する体力がなく、自信もないようだから、早く戦争できる
  体力をつけさせる必要があるので、彼らを直ぐに今からでも助けよう”
と言うのです。

● 悪の論理はバレバレなのです。


  
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