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中央銀行制度と資本主義の崩壊 誰が何を握るのか?

2019年02月27日 14時10分15秒 | 独裁政権

● 資本主義が崩壊するのは、既定の未来です。その時の中央銀行の
  廃止を心配する向きがありますが、中央銀行という権威は
  お金の便利さと同様、亡くなるものではありません。

● 現在の共産主義国家である中共も独裁国家であるし、イスラムや
  ロシアも中央銀行制度はあります。つまり中央銀行制度
  そのものがなくなることはあり得ないという事です。

● 国家のシステムが変わっても、お金は無くなることはありません。
  問題はだれがお金を支配するかです。現在の資本主義では
  一部の金持ち(国際金融機関といわれる集団)
  がお金を支配してぼろもうけしています。

● これが現代の資本主義の特徴です。例えばUSAの中央銀行である
  FRBは100%民間銀行(国際金融機関)が握っています。
  しかし日銀の51%の株は国家が握っています。

● 中央銀行を支配するものは、札の印刷権を握ることにより、黙って
  いても膨大なお金が金利支払いという形で、国家から入ってきます。
  同時に我々は彼らに税金という形で毎日膨大なお金を支払っています。

● これが中央銀行を支配する、濡れ手に粟”のうまみです。勿論
  中央銀行にお金はありませんが、国にお金を貸すという形で
  金利を国からとります。勿論最終的には我々の税金です。

● 普段は、国や各銀行の帳簿にただ数字が書き込まれるだけです。
  お金のやり取りは、要する帳簿へのお金の記入だけです。
  勿論必要なら、一部を現金に印刷して渡しますが・・。

● このただ帳簿に記入する行為で、FRB=言い換えれば国際金融機関は
  膨大な気が遠くなるような金利という儲けを得ることになります。
  従って、お金を使っての支配が出来ます。

● これが本当はFRB=国際金融機関が本当の支配者といわれるゆえんです。
  従って暗殺された殆どのUSAの大統領は、FRBを怒らせたせいと
  いわれるのはこのことなのです。

● 言い換えれば、中央銀行制度を変えようとしたり、それを少し無視
  しただけで、殺されたのです。本当の支配者はお金を支配する
  ものという事が分かります。これが資本主義です。

● それでは、江戸時代はお金を作ったのは誰でしょう。言い換えれば
  小判を作ったのは藩であり支配者です。実際の王様=殿さまです。
  これが資本主義では、国際金融機関という事です。

● つまり、体制が変わっても誰かがお金を作ることには
  変わりがないのです。本当の支配者がお金を
  作ることは、何時の時代も同じです。

● システムが変われば、言い換えれば資本主義が崩壊すれば、今度は
  次の支配階級がお金を作り管理して膨大な儲けを得ます。
  しかしそれでも便利な中央銀行制度は無くなりません。

● 便利なお金が無くならないのと同じです。ビットコインも形を変えた
  お金であり、本質的な問題ではありません。ただITに適応した
  システムという事です。これも最終的には国家に支配されます。

● 問題は、
      ❶ 資本主義は崩壊するのか?
      ❷ いつ頃崩壊するのか?
      ❸ どのような国が崩壊するか?
      ❹ 資本主義が崩壊した国は次はどうなるのか?
      ❺ 現在資本主義でない国はどうしているのか?
      ❻ 中央銀行制度はどうなるのか?

● これらはすべて、歴史を見れば、そして歴史経済波動学でみれば
  一目瞭然といえます。

● トランプ氏とその支持者は現在FRBを支配していない、つまり、
  現支配階級側ではないのです。だから大混乱が起こり、
  現支配階層が彼を支配・又は潰そうとしているのです。

● 殆どのマスコミは、反トランプなのです。それに対してトランプ氏の
  力は、国際金融機関でない側・言い換えれば国家機関や軍隊や
  労働者という事になります。これが革命といわれるゆえんです。

● しかし、当分は現支配階級の支配は、国の隅々まで行きわたって
  いますから、対立と妥協を繰り返しての戦いが始まります。

● それでも体制には寿命がありますから、2046年前後には必ず体制は
  崩壊します。言い換えれば、FRBの支配も現国際金融機関から
  離れるという事です。それでは誰の手にわたるかという事です。

● 資本主義の次の支配階級は、マルクスが予言したように、共産主義も
  あり得ますが、必ずしも共産主義だけではありません。全てには
  対立するものがあります。共産主義の対立因子は、

● 白色独裁勢力、または個人独裁、又は一部組織の独裁という勢力です。
  現在では北朝鮮や韓国やキューバ、東南アジアの各国等があります。
  金正恩の独裁、カストロ、ドウテルテ大統領等の形です。

● USAでも、共産主義革命の可能性は、今の若者に社会主義がモテモテで
  あることからも見えます。又はトランプ氏のプチ独裁にも
  見て取れます。家族による政権への関与・独裁です。

● つまり、何時の時代にも対立因子はあるし、特に革命時期は対立因子が
  明らかになって来るのです。それがUSAや西ヨーロッパに
  現れてきているのです。いわゆる世紀末現象です。

● つまり、USA/大西洋資本主義諸国の将来の国家は、共産主義革命が
  起こり共産党の支配による中央銀行の支配か、または
  白色独裁による中央銀行の支配です。

● 現在でもイスラム世界やロシア・東欧では100%王様又は一部組織の
  完全な支配下にあります。それでも中央銀行はあります。
  ただ国際金融機関の支配下にないだけなのです。

● 体制は変わっても、便利なお金や中央銀行制度や企業制度は
  永遠と続くのです。支配の中で、最も大切なのは
  お金の支配、つまり中央銀行制度です。

● 支配階級がいなくなる世界や、世界はネットでフラットになると
  いうのは、一時的な妄想にすぎません。ネット時代の
  便利さに酔っているだけです。

● 貴方もやがて、ビットコインの夢から覚めるでしょう。
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