★ 0.2wD ≦ wE < wD
E波の大きさは、D波の0.2倍以上で、D波よりは小さい。
wA or wB =Max 5つの波で一番大きいのは、A又はB波である。
● CTの代わりに、FL,D3,T3,ET が出てもよい。
● A波=Cor,B波=Cor,C波=Cor,E波=Cor,
すべての波の形は、調整波の形である。
● CTのでる波の場所は、IMの第4波以外でも起こりえます。
❶ IM=Impulsの第4波
Impulse の第4波に現れますから、上昇波でこれが
出たら、次の波は第5波であることを意味します。
❷ ZZ(ABC)のwB
調整波でCTが出れば、次はC波が来ることを意味します。
❸ CTのwE
Contracting Triangle の最後のE波がCTになる
こともあります。長いTriangleの形となります。
● 以下は、ABCDEの各波がとりうる、調整波の割合です。
調整波の形 ☞ ZZ, DZ, TZ, FL, D3, T3, CT, ET
A ZZ=53% DZ=22% TZ=9% FL=16%
B ZZ=65% DZ=25% TZ=10%
C ZZ=66% DZ=15% TZ=6% FL=7% D3=6% T3=0.1%
D ZZ=71% DZ=11% TZ=2% FL=12% D3=4%
E ZZ=85% DZ=12% TZ=2% CT=1%
圧倒的にZZ(ABC)の形が多いですが、その他の調整波もあり得ます。
● この調整波は、外から入力が途絶えて、自然に減衰する弦の動きと同じです。
言い換えれば、株価の暴落を支配階級は黙ってみていた、又は特に
株価を支える積極的な役割を果たさなかった。
● これが1929年のUSAに現れたのは、時のUSAは資本主義の全盛期で、
社会主義的な政策は彼らの生き方ではなかった事を意味します。
言い換えれば株式市場は自己責任の世界だったという事です。
● 従って、暴落を積極的に支えることは行わなかったという結論になります。
この反省が、FRBのバーナンキ議長のよるヘリコプターバーナンキを
生んだのです。株価を上げるためのお金のバラマキです。
● バーナンキ議長は、世界恐慌の専門家であり、日本の高橋是清の政策を
研究していたといわれます。つまり、時の高橋蔵相は金融緩和で
いち早く世界大恐慌から日本を抜け出させたのです。
● バーナンキ議長の政策が、今回の2000年からのUSAのETを生んでいるのです。
つまり、入力を過剰にした結果、本来の弦の減衰運動が、逆になったのです。
入力=お金が過剰に投入されたのです。史上最大の金融緩和です。
👇 ET の原理