http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121119-00000086-jij-int
習総書記「腐れば虫が湧く」＝腐敗で国滅ぶと危機感―中国
時事通信 11月19日(月)16時19分配信
【北京時事】19日付の中国共産党機関紙・人民日報によると、習近平総書記は17日、
15日の就任後初めて政治局集団学習会に臨み、講話を行った。深刻化する幹部の
腐敗に触れて「物が腐れば、後に虫が湧く」と述べ、腐敗問題がより深刻化
すると「最終的には必ず党と国が滅ぶ」と危機感をあらわにした。
国民は正直である。彼の元勤務地で暴動が起こり、警察車両が多数破壊されたとの
事である。国民が何を言いたいのか、まず其処の元幹部が空気を読まなくては
いけません。言うまでもなく、貴方がその腐敗から湧いた権力ですよと
国民は抗議しているのです。日本なら国からお金が流れてくると
喜ぶところです。金権政治家であれば有るほど喜ぶでしょうが。
日本の体制は、というよりは資本主義の体制は国民がすべて選挙を通して選んだかと
言うとそうでもありません。資本主義の根幹＝紙幣発行権と儲けるシステムの
中央はそもそも、アンタッチャブル＝ノーマンズランドです。
日銀やFRBは独立しているとの建前から、政治家の指示も受けないし、受け付けないし
監査や捜査を受けたこともないし、出来ないし、内部がどうなっているかは
インサイダーしか分かりません。それも一般職員は分からず、一部の
幹部しか分からないのです。これはなんでしょうか？
これが実は資本主義の権力です。お金を握る権力です。その結果として２７０年後に
最終形態としての金融帝国主義による貧富の差が極端になり、革命が起こり
共産主義＝軍国主義＝武人の時代が始まるのです。
日本の平安時代は貴族の優雅な富者の時代でした。台頭した武人＝武士がその
腐敗した貴族の優雅な豊かな世界を怒りで滅ぼしたのです。約２７０年後に。
１９１１年の清の崩壊と、共産党の勝利はそれを意味します。中国の場合は、腐った富者の清
の支配者のみならず、植民地支配した先進諸国への怒りが鬱屈し爆発しつつあるのが
現在です。支配された侮辱は支配し返せば良いのです。造反有理＝下剋上です。
清も約２７０年で滅んでいます。
これを理解しないと、先進国のブランド、資本、技術、領土はあの膨大な人口の餌食と
なるのです。其処が中国のおさえどころであり、すべての根源です。
日本も選挙の洗礼を受けない隠れた真の支配者が、自分の判断と利益のみに従い
バブルの潰しや紙幣の印刷、天下り先の形成と天下り等を行うので国民の
苦しみは２の次となるのです。選挙の洗礼を受けた政治家が権力を
持っていると誤解するから国民も誤解するのです。
FRBに手を入れようとしたリンカーン、ケネディ等は暗殺され、レーガン、ニクソン等は
警告を受けたのです。しかし、やがて米は崩壊する時代ですから、ロムニーの様に
公然とFRBの監査を要求する候補が出てくるのです。やがてそのような候補が
勝つのが、資本主義の崩壊ーマルクスの言った金融帝国の崩壊です。
日銀やそのボス・米やそのFRBの言うことを聞かなかった政治家は多くは潰されてきました。
金権政治家を潰すとか、下の問題をメディアに流したり、だれも知らない税金や
資産の問題で追及受けたりと、多くの政治家が潰されてきたのです。
勿論上記情報は官僚＝役人以外は分からない情報ですから、だれが支配者は一目瞭然
です。メディアしか知らない国民は支配しやすいのです。
中国の支配者は分かりやすいです。共産党とその取り巻きの独裁ですから、必ず腐敗しウジが
湧きます。資本主義は一応形だけでも政治家の選挙は有りますが、共産党は内部の
選挙以外は有りません。選挙で洗礼することが出来なければ、どうします？
勿論実力です。暴動です。これは体制の一部であり、必然です。
従って暴動でたとえ地方の政治の実権を握ったとしても、人民解放軍という名の共産党の
軍隊が出て鎮圧し、それで終わりです。体制が変わるとすれば、共産党以上の
軍閥が新たに出て共産党を滅ぼす、丁度蒋介石の軍閥を共産党が滅ぼした
様に、強い他の軍閥の出現がないと体制は変わりません。
暴動起こした地方の役人を死刑にして、国民の不満を抑えます。簡単なことです。
これが２１８２年まで続くのです。その間に日本やロシアへの侵略、
東南アジアへの侵攻と、彼らの夢は延々と続くのです。
元大国の様に巨大な中華大国を夢見て果てしなく。
毛主席万歳、偉大な中華帝国万歳と彼らの夢は果てしなく・・・・・・・・・・・・・・。
