現在「ある脅威」がカナダとアメリカで問題となっている。
その脅威とは「スーパーピッグ」と呼ばれる豚の個体群。通常の豚ではなく、ユーラシアイノシシとカナダの家畜豚の交雑種である。Sky Newsをはじめとする各メディアの報道によると、野生化したスーパーピッグはユーラシアイノシシの高い生存能力と、家畜豚の大きさと繁殖能力を兼ね備えているという。
USA Todayによると、スーパーピッグはカナダで急激に増加した。アルバータ州、サスカチュワン州、マニトバ州周辺を徘徊するスーパーピッグだが、すでに制御不能な状態となっている。そして今後カナダとアメリカの国境を越え、アメリカ・ミネソタ州、ノースダコタ州、モンタナ州に侵入する恐れがある。