http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120913-00000007-jij-int
駐リビア大使ら殺害を非難=犯人を処罰―米大統領
時事通信 9月13日(木)1時3分配信
【ワシントン時事】オバマ米大統領は12日、リビア東部ベンガジの米領事館でクリストファー・スティーブンズ大使(52)らが殺害されたことを受け、ホワイトハウスで声明を発表し「非道な攻撃を最も強い言葉で非難する」と述べるとともに、リビア政府と協力して犯人を処罰すると訴えた。
また、在外公館の安全強化を指示したことも明らかにした。AFP通信によると、米政府はリビアの公館警備を強化するため、海兵隊のテロ対策チームを派遣する。
大統領は「米国はあらゆる信仰を尊重しており、宗教を侮辱する行為を容認しない」と強調、襲撃事件の発端となったイスラム教の預言者ムハンマドを冒涜(ぼうとく)したとされる映画を批判した。その一方で「こうした無分別な暴力を正当化することはできない」と襲撃を非難した。
今までのアメリカの戦略。 常に相手を殲滅し領土の拡大を目指したアメリカ。
第二次大戦で、相手を挑発し、相手からの第一撃を待って、戦争をする戦略が非常に上手く
行きました。これはアメリカの独立後の戦略でもあり、スペインやメキシコとの戦争にも
勿論応用され、うまくいき多大な領土をスペインやメキシコから奪っています。
所が、日本でうまくいきすぎたのがあだとなったのか、朝鮮戦争で勝てなくなり、
更にはベトナム戦争で、彼の国を原始時代に戻してやると息巻いたが、結局
敗北。多大な戦費と、膨大な軍隊の使用と、死者を出して撤退。
国内でも多大な非難を浴び、国際的な威信も傷付きました。。
此処から戦略の変更が行われたと思います。正に歴史の転換期、西から東への時代の移行が
感じられました。もっと大きな観点から見れば、日本の台頭が東西移行期と思いますが。
ブッシュシニアーから見られる戦略の転換
やはり、ベトナムの後遺症があったと思われるが、湾岸戦争では、イラクを少し懲らしめるだけで
撤退しています。予想外の事です。この時点から明らかに戦略の転換を感じます。つまり、
1.大軍を投じての完全な支配は避ける。大軍を投じても短期決戦で片をつけ、早期に撤退する。
ヒット&ラン作戦。=自国の損害を少なくする。完全な解決は避ける。
2.支配国の政治・内政は、現地の政府に任せる=間接統治。直接統治はしない。
3.フセイン時代の様に,強大で安定した政権の樹立は予防する。敵弱体化作戦。
4.二度とアメリカに挑戦できないように、混乱のタネを撒き、経済政治を疲弊させる。
内乱持続作戦。分割統治作戦。わざと少数派に権力を与え、将来の多数派との
対決のタネを植える。これは英が植民地の独立の時に行った方法で、国境を
恣意的に引き、わざと異分子をその国に入れる作戦にもつながる。
5.米が常に支配できる一極状態を作る。世界の紛争刺激作戦。又は紛争放置作戦。
産軍複合体の利益の為にも必要であり、戦争は米の公共事業化しています。
1990年にソビエトが崩壊し、軍の予算が削られ、軍隊の弱体化と
軍産複合体の危機があった事の反動です。
此処に常に敵を必要とするアメリカの軍国主義の萌芽が見られます。
この観点から見れば、何故イラク、アフガニスタンで内戦が持続し逆に酷くなるかが見えます。
アフガニスタンは時の米軍のトップが大軍の派遣と完全支配を主張しましたが、時の
ネオコンと言われるユダヤ寄りの、元民主党出のタカ派が、これを断り少数の
軍隊派遣を主張して今の不完全支配を意図し成功しています。
つまり永遠の混乱をイラク、アフガニスタンに作る作戦です。
此れは、米のシンクタンクのジョージ・フリードマンが“100年予測”と云う本で
公然と書いてあることです。
従って、シリアで何万人死のうとも、簡単に介入しないのは当然です。つまり、
反乱軍が国連の正義の軍隊が来る事を期待するのは勇み足と言う事です。
米の戦略の変更がもたらす当然の結果です。革命は自力で闘い取る
しかありません。その米が2046年からシリア国家化するのです。
此れが上記の大使の殺害に間接的に結びつくのです。今後アメリカの代表は常に死を持って、
自国の国民の火付け役、奮い立たせる役が望まれます。死を持って。
此れこそ、軍国主義の時代の男の本懐です。
死を恐れるな、戦う勇気を持て! お前たちの仕事場は、世界の紛争地帯に沢山あるぞ。
駐リビア大使ら殺害を非難=犯人を処罰―米大統領
時事通信 9月13日(木)1時3分配信
【ワシントン時事】オバマ米大統領は12日、リビア東部ベンガジの米領事館でクリストファー・スティーブンズ大使(52)らが殺害されたことを受け、ホワイトハウスで声明を発表し「非道な攻撃を最も強い言葉で非難する」と述べるとともに、リビア政府と協力して犯人を処罰すると訴えた。
また、在外公館の安全強化を指示したことも明らかにした。AFP通信によると、米政府はリビアの公館警備を強化するため、海兵隊のテロ対策チームを派遣する。
大統領は「米国はあらゆる信仰を尊重しており、宗教を侮辱する行為を容認しない」と強調、襲撃事件の発端となったイスラム教の預言者ムハンマドを冒涜(ぼうとく)したとされる映画を批判した。その一方で「こうした無分別な暴力を正当化することはできない」と襲撃を非難した。
今までのアメリカの戦略。 常に相手を殲滅し領土の拡大を目指したアメリカ。
第二次大戦で、相手を挑発し、相手からの第一撃を待って、戦争をする戦略が非常に上手く
行きました。これはアメリカの独立後の戦略でもあり、スペインやメキシコとの戦争にも
勿論応用され、うまくいき多大な領土をスペインやメキシコから奪っています。
所が、日本でうまくいきすぎたのがあだとなったのか、朝鮮戦争で勝てなくなり、
更にはベトナム戦争で、彼の国を原始時代に戻してやると息巻いたが、結局
敗北。多大な戦費と、膨大な軍隊の使用と、死者を出して撤退。
国内でも多大な非難を浴び、国際的な威信も傷付きました。。
此処から戦略の変更が行われたと思います。正に歴史の転換期、西から東への時代の移行が
感じられました。もっと大きな観点から見れば、日本の台頭が東西移行期と思いますが。
ブッシュシニアーから見られる戦略の転換
やはり、ベトナムの後遺症があったと思われるが、湾岸戦争では、イラクを少し懲らしめるだけで
撤退しています。予想外の事です。この時点から明らかに戦略の転換を感じます。つまり、
1.大軍を投じての完全な支配は避ける。大軍を投じても短期決戦で片をつけ、早期に撤退する。
ヒット&ラン作戦。=自国の損害を少なくする。完全な解決は避ける。
2.支配国の政治・内政は、現地の政府に任せる=間接統治。直接統治はしない。
3.フセイン時代の様に,強大で安定した政権の樹立は予防する。敵弱体化作戦。
4.二度とアメリカに挑戦できないように、混乱のタネを撒き、経済政治を疲弊させる。
内乱持続作戦。分割統治作戦。わざと少数派に権力を与え、将来の多数派との
対決のタネを植える。これは英が植民地の独立の時に行った方法で、国境を
恣意的に引き、わざと異分子をその国に入れる作戦にもつながる。
5.米が常に支配できる一極状態を作る。世界の紛争刺激作戦。又は紛争放置作戦。
産軍複合体の利益の為にも必要であり、戦争は米の公共事業化しています。
1990年にソビエトが崩壊し、軍の予算が削られ、軍隊の弱体化と
軍産複合体の危機があった事の反動です。
此処に常に敵を必要とするアメリカの軍国主義の萌芽が見られます。
この観点から見れば、何故イラク、アフガニスタンで内戦が持続し逆に酷くなるかが見えます。
アフガニスタンは時の米軍のトップが大軍の派遣と完全支配を主張しましたが、時の
ネオコンと言われるユダヤ寄りの、元民主党出のタカ派が、これを断り少数の
軍隊派遣を主張して今の不完全支配を意図し成功しています。
つまり永遠の混乱をイラク、アフガニスタンに作る作戦です。
此れは、米のシンクタンクのジョージ・フリードマンが“100年予測”と云う本で
公然と書いてあることです。
従って、シリアで何万人死のうとも、簡単に介入しないのは当然です。つまり、
反乱軍が国連の正義の軍隊が来る事を期待するのは勇み足と言う事です。
米の戦略の変更がもたらす当然の結果です。革命は自力で闘い取る
しかありません。その米が2046年からシリア国家化するのです。
此れが上記の大使の殺害に間接的に結びつくのです。今後アメリカの代表は常に死を持って、
自国の国民の火付け役、奮い立たせる役が望まれます。死を持って。
此れこそ、軍国主義の時代の男の本懐です。
死を恐れるな、戦う勇気を持て! お前たちの仕事場は、世界の紛争地帯に沢山あるぞ。