「出口の一歩ということでは全くない」日銀・黒田総裁 金融緩和策の一部修正について改めて強調
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日本銀行の黒田総裁は講演し、市場で「事実上の利上げ」と受け止められた金融緩和策の一部修正について「出口の一歩ということでは全くない」と改めて強調しました。 日本銀行 黒田東彦総裁 「今回の措置は企業金融に至る波及までを考えた上で、金融緩和を持続的かつ円滑に進めていくための対応であり、出口の一歩ということでは全くありません」
日銀の黒田総裁は金融緩和策の一部修正について「金融緩和を持続的かつ円滑に進めていくための対応だ」と改めて強調しました。 日銀は先週、長期金利の変動幅の上限をこれまでの「0.25%程度」から「0.5%程度」に引き上げることを決め、市場では「事実上の利上げ」という受け止めが広がりましたが、黒田総裁は「利上げや金融引き締めではない」と説明していました。