大阪府河内長野市寺元に観心寺があります。
観心寺の建掛塔は茅葺きの、単層で、間口3間、奥行3間の宝形造りの建物です。室町時代後期の文亀2年(1502)に建てられています。寺伝では建武中興の達成を祈り、楠木正成が願主となり三重塔を建てようとしました。湊川の合戦で戦死したため、初重だけで終わったといわれています。
未完成の塔ではありますが、軸部と組物まで組まれています。木柄は太くて力強さがあります。四方に切目縁を設け、柱間は各面とも中央間を格子戸引違、両脇間を土壁としています。建掛塔は昭和47年(1972)に国の重要文化財に指定されています。
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