フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

号外(早稲田大学における麻疹の流行による緊急措置)

2007-05-21 16:23:35 | Weblog
(大学のホームページからの引用です)

      麻疹(はしか)の流行に関わる措置について(緊急):第1報

 

麻疹(はしか)の流行により、 下記の期間を全学的に出席停止措置(休講ならびにキャンパス内への立入禁止措置)とします。
 

               記

○期間:2007年5月21日(月)4時限~5月29日(火)終日

○禁止行為:

1.授業は休講とし、学生のキャンパス立ち入りを禁止します。図書館、コンピュータ室、ラウンジ等大学施設はすべて閉室します。

2.サークル活動・集会等、活動場所の学内・学外を問わず禁止します。学生同士が接触しないようにしてください。

3.この措置に伴う大学ならびに学部・研究科の対応については、今後ホームページ 、Waseda-net portal、メールを参照してください。

○対応:

疑わしい症状(特に、発熱、咳、結膜炎症状、発疹の出現など)がみられた場合は、以下の対応をお願いいたします。

1.ただちに医師の診察を受けてください。

2.他の教職員や学生との接触を避け(学外においても)、安静に努めてください。

3.診断の結果、麻疹(はしか)と診断された場合は、総合健康教育センターまで届け出てください。

電話:03-5286-9728

電子メール: souken119@list.waseda.jp

(大学HPに掲載されています)


5月20日(日) 晴れ

2007-05-21 06:08:55 | Weblog
  旅先ではどうも熟睡ができない。だいだいベッドというのがあまり好きではない。かといって和風旅館は一人では泊まりにくい(食事も豪勢すぎる)。その上、今回泊まったビジネスホテルは飲食街の中にあって、明け方近くまで人々の声が絶えなかった。というわけで、睡眠時間正味3時間くらいでチェックアウト。宇都宮の隣駅の雀宮でOと待ち合わせ(彼が車で迎えに来てくれた)、彼のアパートへ。鉄筋2階建ての2階で、間取りは2DK。自分の新婚時代の綱島のアパートを思い出す。夫人の心尽くしの手料理でブランチ。その後、Oの運転する車で大谷石の石切場跡の大谷資料館へ行く。百聞は一見に如かずとはこのことか。戦争中は秘密の軍需工場としても使われていたという地下の巨大な空間に思わず息を呑んだ。映画『猿の惑星』の何話目かに登場した人間たちの地下帝国(だったっけ?)を彷彿とさせる。観光名所としては忘れられつつあるのだろうか、日曜だというのに客は少なく、それが闇の空間の神秘性をいっそう深いものにしていた。

           

           
              
  宇都宮周辺には他にも観光名所はあるのだろうが、私はここだけでもう十分なような気がした。TVドラマも映画も一日に2本以上は見ないというのが私の流儀である。印象が混じり合って散漫なものになってしまうのがいやなのである。車で宇都宮の駅まで送ってもらい、午後2時12分発の上野行き(普通列車)に乗って返ってくる。駅前のロータリーは駐車禁止なので、別れの挨拶もそこそこに車を降りてしまったので、列車の中から「ありがとう」とメールを送る。折り返し「こちらこそ」とメールが返ってきた。会うのは久しぶりだったが、いつもの調子で打ち解けた話が出来た。持つべき者は学校時代の友人である。
  上野に着いて、そこから地下鉄で銀座に出て、伊東屋でイートンペンシルと画用紙を購入。有楽町の駅に向かう途中の大角玉屋でいちご豆大福を購入。帰宅すると大阪の古書店杉本梁江堂から注文しておいた赤神良譲『キッスとダンスと自殺の学説』(昭和5年、春陽堂)が届いていた。