フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

5月27日(日) 晴れ

2007-05-28 02:19:55 | Weblog
  昼食(ドライカレー)を食べてから郵便局に古本の代金を振り込みに行く。ATM機からなら土日でも振り込みができることを知ったのはつい最近のことである。小さい頃から芸能界に身を置いてきた女優さんが電車の切符の買い方を知らないという話に笑ってはいられないかもしれない。それにしても今日は暑い。半袖シャツと綿パンで行く。
  Amazonで注文した「ハンガリー舞曲集(全21曲)」のCDが届く。ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で、指揮はヴァルター・ヴェラー。1982年の録音。さっそく聴いてみて、意外だったのは、私が「速い!」と感じたカラヤン指揮のベルリンフィルの演奏よりさらにテンポが速かったことだ。たとえば、第1番ト短調で比べると、カラヤンが2分52秒なのに対してヴェラーは2分43秒なのである。う~む、まさか全曲を1枚のLPに収めるためにテンポの速い演奏をした・・・なんてことはないよね。 
  夕方、散歩に出る。向かいの家のご主人が植木にホースで水を撒いている。挨拶をすると、「こうして水を撒いていると猫が寄って来るんです」と言うので、見ると、道の脇に出来た水の流れに「なつ」がじゃれついている。「かわいいですね」と私が言うと、ご主人は「ええ」とニッコリした。ご近所に「なつ」を贔屓にしている方はけっこう多いようである。くまざわ書店でレナード・ショッパ『「最後の社会主義国」日本の苦悩』(毎日新聞社)を購入。新星堂でドヴォルザーク「スラヴ舞曲集(全16曲)」のCDを見つけて購入。演奏はバイエルン放送交響楽団、指揮はラファエル・クーベリック。「ハンガリー舞曲集」の全曲版を入手した以上、「スラヴ舞曲集」の全曲版もないとバランスが悪い。廉価版(千円)だから躊躇することなく購入できる。

           
               駅前広場(西口)から見上げた空

  深夜、自動販売機にアクエリアスを買いに出る。昼間あんなに暑かったのが嘘のように、風がひんやりしている。天気予報によると、沖縄から札幌に飛行機で移動するような気温差なのだそうだ。油断して風邪を引かないようにしなくては。