今日から7月。待望の夏休み(もう「ナ○○○ミ」と伏字にしなくてもよいのだ)まであと一月である。ただし、ラストスパートにはまだ早い。普通の人間がラスト500メートルを全力で走ったら心臓が口から飛び出してしまう。ラストスパートは残り100メートル(1週間)からと決めている。具体的には、試験の採点と基礎講義のレポートへのコメント書きである。体力と気力を温存しておかなくてはならない。
土・日・月、3日分の無精ヒゲを剃って、昼から大学へ。3限の「現代人間論系総合講座1」は最終走者である田島先生へと襷が渡された。「宗教とは何か」。今週は宗教の一般的定義とキリスト教を事例とした説明。来週は現代の宗教(宗教的なる現象)が論じられるはずである。授業の後、何人かの学生(たぶんみんな1年生)が試験のことで私のところに質問に来た。でも、前回みんなに対して行なった説明を繰り返すことしかできない。そういうものなので悪しからず。
郵便局へ行って振込みや葉書の投函などを済ましてから、「メルシー」で遅い昼食(チャーハン)をとり、「シャノアール」で珈琲を飲みながら1時間ほど大学院の演習の資料に目を通す。研究室に戻る途中、生協戸山店で以下の本を購入。
子安宣邦『「近代の超克」とは何か』(青土社)
井上義和『日本主義と東京大学』(柏書房)
天野正子・石谷二郎『モノと男の戦後史』(吉川弘文館)
手出道雄『知の前衛たち 近代日本におけるマルクス主義の衝撃』(ミネルヴァ書房)
橘木俊詔『女女格差』(岩波書店)
小林美希『ルポ〝正社員〟の若者たち 就職氷河期世代を追う』(岩波書店)
布施哲也『官製ワーキングプア 自治体の非正規雇用と民間委託』(七つ森書館)
『at』12号(太田出版)
カウンターで購入の手続きをしていたら、店の方から「先生の『日常生活の社会学』を購入希望の学生さんがこのところ増えているのですが」といわれる。ああ、教場試験が近づいてきたので、まだテキストを購入していなかった学生が必要に迫られて来たのであろう。もう生協には在庫がないので、取り寄せになるとのこと。どうせ購入するのであれば最初から購入すればよいものをと思うのだが、テキストも買わずに済ませられればそれに越したことはないと考える学生もいるらしい。わからなくもないが、それならそれで最後まで押し通せ、と言いたくなる。
研究室のPCで基礎講義のレビューシートへのコメントを書く。現代人間論系基礎講義1(論系紹介)のレビューシートが500を越えた。レビューシートの書き込みは7月24日までできるので、まだまだ(駆け込み的にバタバタと)増えそうだ。最大で900まで行く可能性があるが、現代人間論系にはひとかけらの関心もありませんという学生もいるであろうから、700あたりかなと予想している。そのうちの半分(350)が進級先の有力な選択肢の一つとして現代人間論系に興味をもってくれて、実際に進級希望を出すのはそのまた半分(175)とすると・・・、よし、去年(155)より希望者は増えるな、と皮算用をしてほくそ笑む。論系主任の幸せな(能天気な、とも言う)午後のひと時である。午後6時になったので大学を出る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/fc/e27ffb690664b51cd6d40bd59307d363.jpg)
蒲田、午後7時
夜、お役所の書類に目を通す。机上にタイマーを置き、10分にセットする。1つの書類を10分で読み終えることに決める(プラス、コメントを書く時間を5分として、1つの書類にかかわる時間は15分)。こうでもしないと時間がかかってしかたがない。「人生は時間との闘いです」と田宮二郎も言っていた。一単位あたりに投下する時間を決めてしまった方が集中力が高まって生産量はアップする。スラスラ読める書類も難儀をする書類も、一律の時間で処理するところがポイントである。時間を節約し、ストレスをためないためには、サクサク感が大切なのだ。息抜きの珈琲のお供は頂き物のヨックモックのクッキー。こちらもサクサク。
土・日・月、3日分の無精ヒゲを剃って、昼から大学へ。3限の「現代人間論系総合講座1」は最終走者である田島先生へと襷が渡された。「宗教とは何か」。今週は宗教の一般的定義とキリスト教を事例とした説明。来週は現代の宗教(宗教的なる現象)が論じられるはずである。授業の後、何人かの学生(たぶんみんな1年生)が試験のことで私のところに質問に来た。でも、前回みんなに対して行なった説明を繰り返すことしかできない。そういうものなので悪しからず。
郵便局へ行って振込みや葉書の投函などを済ましてから、「メルシー」で遅い昼食(チャーハン)をとり、「シャノアール」で珈琲を飲みながら1時間ほど大学院の演習の資料に目を通す。研究室に戻る途中、生協戸山店で以下の本を購入。
子安宣邦『「近代の超克」とは何か』(青土社)
井上義和『日本主義と東京大学』(柏書房)
天野正子・石谷二郎『モノと男の戦後史』(吉川弘文館)
手出道雄『知の前衛たち 近代日本におけるマルクス主義の衝撃』(ミネルヴァ書房)
橘木俊詔『女女格差』(岩波書店)
小林美希『ルポ〝正社員〟の若者たち 就職氷河期世代を追う』(岩波書店)
布施哲也『官製ワーキングプア 自治体の非正規雇用と民間委託』(七つ森書館)
『at』12号(太田出版)
カウンターで購入の手続きをしていたら、店の方から「先生の『日常生活の社会学』を購入希望の学生さんがこのところ増えているのですが」といわれる。ああ、教場試験が近づいてきたので、まだテキストを購入していなかった学生が必要に迫られて来たのであろう。もう生協には在庫がないので、取り寄せになるとのこと。どうせ購入するのであれば最初から購入すればよいものをと思うのだが、テキストも買わずに済ませられればそれに越したことはないと考える学生もいるらしい。わからなくもないが、それならそれで最後まで押し通せ、と言いたくなる。
研究室のPCで基礎講義のレビューシートへのコメントを書く。現代人間論系基礎講義1(論系紹介)のレビューシートが500を越えた。レビューシートの書き込みは7月24日までできるので、まだまだ(駆け込み的にバタバタと)増えそうだ。最大で900まで行く可能性があるが、現代人間論系にはひとかけらの関心もありませんという学生もいるであろうから、700あたりかなと予想している。そのうちの半分(350)が進級先の有力な選択肢の一つとして現代人間論系に興味をもってくれて、実際に進級希望を出すのはそのまた半分(175)とすると・・・、よし、去年(155)より希望者は増えるな、と皮算用をしてほくそ笑む。論系主任の幸せな(能天気な、とも言う)午後のひと時である。午後6時になったので大学を出る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/fc/e27ffb690664b51cd6d40bd59307d363.jpg)
蒲田、午後7時
夜、お役所の書類に目を通す。机上にタイマーを置き、10分にセットする。1つの書類を10分で読み終えることに決める(プラス、コメントを書く時間を5分として、1つの書類にかかわる時間は15分)。こうでもしないと時間がかかってしかたがない。「人生は時間との闘いです」と田宮二郎も言っていた。一単位あたりに投下する時間を決めてしまった方が集中力が高まって生産量はアップする。スラスラ読める書類も難儀をする書類も、一律の時間で処理するところがポイントである。時間を節約し、ストレスをためないためには、サクサク感が大切なのだ。息抜きの珈琲のお供は頂き物のヨックモックのクッキー。こちらもサクサク。