フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

4月22日(水) 曇りのち晴れ

2009-04-23 02:51:07 | Weblog
  8時半、起床。ベーコン&エッグ、トースト、紅茶の朝食。久しぶりに会議のない水曜日。自宅で明日の大学院の演習と学部の演習の準備。昼食は筍の煮物、ほうれん草の胡麻和え、イカ墨入りのウィンナーソーセージ、豆腐の味噌汁、ご飯。録画しておいたTVドラマ『名探偵の掟』の初回を観る。推理ドラマの「お約束」を徹底的に茶化してパロディにするポスト・モダンなドラマである(その意味では『33分探偵』も同様)。とても面白いけれど、もしもあらゆるジャンルのTVドラマがこぞってこの手法をとったら、TVドラマはどういうことになってしまうのだろう。それはTVドラマの終焉だろうか、それともその先に何か新しい展開がまっているのだろうか。
  春ドラマの初回の視聴率が出揃ったが、トップは天海祐希主演の『BOSS』の18.1%である。2位は『婚カツ!』の16.3%。15%ラインを越えたのはこの2本だけである。『スマイル』は11.7%しかいかなかった。『白い春』は初回は13.7%だったものの、二回目で10.0%に落ちた。『名探偵の掟』は10.8%だが時間帯を考えれば、健闘といえるだろう。
  夕方、散歩に出る。池上駅前の「浅野屋」で葛餅と珈琲。今日は4時半閉店(普段は5時閉店)ということで、早々に追い出される。すぐに蒲田には戻らず、反対方向の電車に乗って2つ隣の久が原で下車。駅周辺を散歩する。全国的にも有名な田園調布を別格とすれば、久が原は大田区有数の閑静な住宅街である。高校時代の親友Kの実家があり、学生時代はしばしば訪れた街だが、実に久しぶりである。

         
               駅舎は変わっていないような気がする。

         
            上品なご婦人が立ち話をしているような気がする。

         
                洋菓子屋さんが多いような気がする。

         
             和菓子屋さんも負けていないような気がする。

         
                 昔からある動物病院に違いない。

         
                  昔からある書店に違いない。

         
                  昔からある鮨屋に違いない。

         
           昔からある寝具店で、ご主人は愛知さんに違いない。

         
                    立派な御宅が多い。

         
                  そうでもない家もけっこうある。

         
                       ここにも。

         
                ほら、あそこにも。(でも、私は好きです)

         
                    そろそろ日が暮れる。

         
                      帰るとしよう。