8時、起床。バタートーストと牛乳の朝食。
昼から大学へ。蒲田駅のホームで電車を待ちながら線路脇に咲くタンポポをながめる。
東京駅の構内のそこここに震災ポスターが貼られている。「心をひとつに・・・」「がんばろう!日本!!」「つなげよう、日本。」情緒的なメッセージにあふれている。でも、最近、地方(西日本方面)にいる学生と連絡をとってみて気づいたことだが、こうしたメッセージは必ずしも日本全国にシンパシーを呼び起こしはいないということだ。メディアは東京中心だから、東京の心情がイコール日本の心情のように伝えているけれども、それは事実とはかけ離れている。まして東京の心情が世界の心情であるわけではない。そういう誤解をしていると、何かのときに冷水を浴びせられることになるだろう。
昼食は「えんむすび」の焼きおにぎり。1個120円。醤油、味噌、柚子胡椒の3個を購入したが、2個で十分のボリュームだった。ちょっと食べ過ぎた。
スロープの桜の下は花吹雪が舞っていた。
2時半から128教室で震災から一ヵ月目のシンポジウム。急に立ち上がった企画だったが、たくさんの来場者があった。夕方、大きめの余震があった。まだまだわれわれは震災の渦中にいることを実感させられる。