フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

8月8日(月) 晴れのち曇り

2011-08-09 01:31:21 | Weblog

  8時、起床。卵焼きとカヤクご飯の朝食。
  9時過ぎに家を出て、大学へ。10時半からエクステンションセンターで公開講義。4回シリーズの今日が最終回。受講者は中高年の方が多いのだが、授業の最後に、これからの生き方のヒントになるようなことをリクエストされたので、一定レベルの健康と、いくらかのお金、社交の精神、そして孤独を楽しむ気持ちが大切ですねと答える。

  昼食は「maruharu」で、ババロアのグレープフルーツ添え、ホットドッグ、アイスカフェラテ。

  2時からクリッカーと併用して使うターニングポイントというソフトの講習を受ける。画面はパワポと同じで、何か質問を書いて、クリッカーのボタンを押して答えてもらうと、集計結果が瞬時にグラフで表示されるというもの。使い勝手は悪くなさそうだ。さっそく自分のパソコンにインストールするとしよう。問題は大学(ITセンター)が所有するクリッカーの台数が250だということ。これだと秋学期の「ライフフトーリーの社会学」の授業で使うには台数不足かもしれない。ITセンターに電話して台数をもっと増やしてもらえませんかと依頼する。

  飯田橋のギンレイホールで『まほろ駅前多田便利軒』を観る。原作は三浦しおんの同名の小説。小説は読もうと思って読んでいなかった。そうか、こういう話だったのか。瑛太と松田龍平が主演ということで、もっと軽いストーリーかと思っていたら、いやいや、そうではなくて、けっこう重みのあるストーリーだった。重みのあるストーリーを軽めに見せているところが役者の持ち味で、このコンビはなかなかいい。男の二人組みが主人公の映画というと、最近ではちょっとないのではなかろうか。プログラムを購入したが、脚本が丸ごと載っていて、写真もいいし、文章もいい。最近のプログラムの中では群を抜いていい出来栄えだ。

  丸の内丸善に寄って、以下の雑誌を購入。電車の中で読む。

  『文学界』9月号
  『東京人』8月号(特集:なつかしの鉄道)


東京駅の屋根の上の月