深夜、地震あり。8時、起床。ベーコン&エッグとご飯の朝食。
今日から来週いっぱいは大学には行かない。事務所からのメールも来ない。もっとのんびりした気分になっていいはずだが、教務的な意識が持続しているためか、歩哨が銃身から手を離さないで休憩しているときみたいな感じだ。午後、昼食をとりに外に出る。
蒲田駅前の桃売り
自転車に乗った男
自然と足が「喜楽亭」に向かう。もしかしたらお盆休みに入っているかもしれないと思いつつ下丸子の駅を降りると、ちゃんと暖簾が出ていた。ご主人に夏休みはいつですかと尋ねたら、無休ですと答えた。まあ、半分開店休業みたいな感じだから(失礼)、あえて夏休みはとらないのだろう。ヒレカツ定食を注文したら、あいにくヒレ肉を切らしているとのこと。それではとメニューの中からまだ頼んだことのないものを選んで、肉入り野菜旨煮を注文する。旨煮というだけあって、旨かった。野菜をたっぷり食べたし、厚揚げ、高野豆腐、そして味噌汁にも絹ごし豆腐が入っていて、豆腐づくしの感じも悪くなかった。
Mさんにメールをして今日の昼食のメニューを尋ねたら、魚の味噌焼き、茶碗蒸し、お吸い物、ゴマプリンという答えが返ってきた。おお、もうまったくの普通食ではないか。順調、順調。一昨日の私のブログに載った「maruharu」の食事がとても美味しそうでしたという。イの一番にバゲットが美味しそうと書いたあった。バゲットが大好きらしい。うん、バターを塗って食べてもよし、浅利蒸しの汁を付けて食べてもよし、カリッとして香ばしい。確かに病院食にバゲットは出ないよなと思う(食パンかロールパンだろう)。うん、東京に来たときにご馳走するもののリストに加えておこう、「maruharu」のバゲット。きわめて安上がりだ。
今日も猛暑日。街歩きには向いていない。家に戻って昼寝をする。夕方、いくらか涼しくなったので、散歩に出る。呑川沿いを歩いて東口方面に出る。生まれ育った蒲田にはこの呑川があり(自転車に乗れば多摩川も近い)、結婚当初住んだ綱島のアパートの側には鶴見川があり、13年間住んだ原木中山のマンションの目の前には真間川があった。そして早稲田には神田川が流れている。だからどんな街にも川が流れているように思い込んでいるところがあるのだが、それは錯覚で、川のない街というのは珍しくないのだ。街中に川が流れていると、空が広く、風通しがいい。散歩やジョギングのコースとしては最適だ。街の暮らしにゆとりが生まれるといってもいい。この先、転居の予定はないが、もし転居するなら、やはり川のある街に住みたい。
「緑のコーヒー豆」で一服。日誌を書く。なんということもない一日だが、それがいい。
明日は墓参りに行く予定。