8時、起床。
朝食はとらず、昼食を「天味」に食べに行く。ここには2か月に一度くらいのペースで来ている。
上てんぷら定食(かき揚付)を注文。
海老(塩で) キス(塩と天つゆで)
穴子(塩と天つゆで) 茄子(天つゆで)
海老(塩で) 南瓜(塩で)
かき揚は天丼で
一通りお決まりの食材が終わった後で、旬の食材の中から、白子とカキを揚げてもらう。
白子(塩で) カキ(レモン汁で)
食後の珈琲は「シャノアール」で。メニューが新しくなってクリームソーダが消えたが、消えたのはそれだけではなかった。以前は三種類あった砂糖が二種類になった。私がいつも使っていたザラメ砂糖が消えていた。しかたがないのでカップシュガーを使ってみたが、いつもの珈琲の味ではなくなってしまった。
大学に出る途中、東京駅の八重洲北口の外に出て、「長門」に切り羊羹を買いに行く。
しかし、今日は少し時間が遅かったせいで(とはいってもまだ1時半だが)、切り羊羹は売り切れてしまっていた。手ぶらで店を出るのもなんなので、季節限定の栗羊羹を購入。羊羹自体は切り羊羹と同じで、値段も同じだが、量は少な目である。
4限の時間を使って、ゼミ4年生のTさんのゼミ論の個別相談。
「長門」で買ってきた栗羊羹を出すつもりだったが、Tさんが「いなほ製菓」のぜんざい最中を持って来てくれたので、それをいただく。 「いなほ製菓」は早稲田通りにある小さな和菓子屋で、ぜんざい最中はそこの唯一の商品である。素朴で誠実な味の最中だ。包装紙には「全国菓子大博覧会大賞受賞」と印刷されてる。いつの大会だろうと後からネットで調べたら昭和52年(1978年)のことだった。私が大学院の修士課程に入った年だ。
個別相談が終わり、Tさんが帰った後、ぜんざい最中をぜんざいにして食べてみた。最中を器に入れて、熱湯を注ぎ、最中を崩して、あんこを湯に溶いて食べる。中に入っている求肥が餅の代わりである。うん、ぜんざいだ。ただし、一個だとあんこの量が不足である。二個がちょうどよいと思う。
夕方、大学を出る。今日も寒い。
蒲田の街も歳末モードに入っている。
閉店1時間前の「まやんち」へ寄って行く。プリンとミルクティーを注文し、明日までに目を通しておかなくてはならない資料に目を通す。
7時、帰宅。温かい風呂に身を沈める。至福である。
今夜の献立は麻婆豆腐。
食後に「長門」の栗羊羹を食べる。ういろう的羊羹である。
深夜、明日の中学生作文コンクールの表彰式での講評の原稿を書く。