8時、起床。
11時過ぎに家を出て、一昨日、遅ればせの新婚旅行(タイ2週間)から帰った宙太さんとのんちゃんの顔を見に「SKIPA」へ。
神楽坂では何かの催しが行われていた。(後記:「ドーンと福井in神楽坂 越前・若狭まつり)
のんちゃんからタイ旅行のお土産をいただく。「ホワイト・モンキー・ホールディング・ピーチ・バーム」。シンガポールのタイガーバームのタイ版のようなものである。「頭痛によく効きますよ」とのこと。こめかみに塗って使うのだそうだ。
「タイはどうでしたか?」と聞くと、「よかったですよ」と返ってくるかと思いきや、「着いたときから日本に帰りたくなりました」と意外な(正直な)答えが返ってきた。暑いし(のんちゃんは暑いのが苦手)、交通渋滞(反政府デモが頻発していたせいもある)や排気ガスはひどいし、バスの運転手の客への対応は乱暴だし(言葉が通じないからボディランゲジでコミュニケーションを図るしかないということもあるのだろう)、都会を離れて北部の田舎へも行ったがまだ雨季が終わっていなかった。う~む、それはタイへ行くタイミングが悪かったか、そもそも行き先を間違えたのではないでしょうか。 宙太さんは今回が三度目のタイだったそうだが、こういう人が一緒だと大変だったであろう(笑)。旅は一人旅に限りますよ。
久しぶりのスキッパ定食。ヘルシーで美味しい。これから2か月で-4キロのタスクを達成するためには、こういう食事を多くとることである。ちなみに最初の一週間ですでに-1キロを達成した。
デザートは「花」で。私が本日最初の客だった。
いつものクリームあんみつを注文。クリームあんみつというよりも、和風フルーツパフェである。
恵比寿の東京都写真美術館へ今日から始まった「植田正治とジャック・アンディ・ラルティーク」展を観に行く。
今年が生誕百年ということで、植田正治が注目されている。東京ステーションギャラリーでもいま「植田正治のつくりかた」という企画展が開かれている。
「植田正治と〇〇〇〇」という形で写真家の比較論を考えるとき、今回のジャック・アンリ・ラルティーグ以外にも、ロベール・ドアノーやアンリ・カルティエ=ブレッソンなど、ちょっと思いつくだけでも何人かの海外の写真家の名前があがるだろう。誰を取り上げるかは企画者のセンスである。
「本展は、日本を代表する植田正治(1913-2000)と、フランスを代表し、植田がもっとも尊敬する写真家であるジャック・アンリ・ラルティーグ(1894-1986)の作品を一堂に展示することで、日本とフランスという違いを超え、ともに写真の不思議さに満ちた世界をとらえることを明らかにしようとするものです。
今年生誕100年を迎えた植田正治は、山陰に生まれ育ち、生涯その地を離れることなく写真活動を展開し、その特異な表現で世界的な評価を得た写真家です。ジャック・アンリ・ラルティーグは、忘れなくない一瞬を残そうとひたすらシャッターを押し続け、1960年代になって写真界で注目されました。この二人は、生涯アマチュア精神を貫き、撮ることを純粋に楽しみました。そんな彼らの作品は、「人間にとって写真とは何か」を私たちに問いかけてきます。」(主催者「ごあいさつ」より)。
展示会は「実験精神」「インティメイト:親しい人たち」「インスタント:瞬間」「自然と空間」という4つのテーマから二人の比較論を展開している。比較というのは、両者の類似点を明らかにしながら、同時に二人の相違点を明らかにすることでもある。たとえば、「インティメイト:親しい人たち」では、二人が家族を被写体としたことの類似が示されるわけだが、同時に、カルディーグが(多くのアマチュア写真家がそうであるように)家族の親密な姿を撮ろうとしていたのに対して、植田が自分の作品を創るための協力者として家族を動員していたという違いがおのずと明らかになる。アマチュアという点については、カルディーグは確かにアマチュアらしく、植田はアマチュア風を装ったプロフェッショナルであった、と私は思う。
帰宅して、一休みしてから、ジムへ。
祝日ということで、6時までにトレーニングを終えなければならなかったので、筋トレを1セットとクロストレーナーを30分(420キロカリーを消費)。
今夜は鶏鍋。
デザートは神楽坂の「梅花亭」で買い求めた椿餅と柚子餅。