8時半、起床。
サラダだけの朝食を食べて、10時に家を出て、大学へ。
11時から研究室でゼミ3年生のグループ発表の相談。
それを終えてから、昼食を食べに出る。
朝食をサラダだけで済ませたのは、昼食は「すず金」の鰻重にするつもりだったからである。今日はゼミがあるので、夕食は9時頃になる。昼食は腹持ちのよいものがいい。鰻重は、経験的に、一番腹持ちがいい。腹持ちがいいというのは、お腹が膨れるというのとは違う。普通に食べて、もたれるわけでもなく、次に空腹を感じるようになるまでの時間が長いということである。
鰻重(大)+肝焼き+肝吸いを注文。この時間(1時過ぎ)に来て肝焼きが食べられるとは思わなかった。雨で客足がよくないのだろう。「すず金」に来るなら雨の日がいい。
食後のコーヒーは「カフェ・ゴトー」で。店の外に置かれている傘立ての傘の数が少ないので、空いていることがわかる。実際、空いていて、窓際の大きなテーブル(8人が座れる)を勧められる。通常は1人で座るのはためらわれるが、明るいので、読書には一番いい席である。昔、いまはもう定年でお辞めになった英文学の女性の教授が、しばしばこの席で一人本を読まれている姿をお見かけすることがあった。「絵になる」という表現がぴったりの情景であった。
5限と6限はゼミ。
5限は3年生のグループ発表。「ラーメン店」でフィールドワークを行ったのだが、そのラーメン店の1つが地下鉄早稲田駅のそばにある「違う家」である。去年の11月にオープンした店だが、この場所にはかつて中華料理「秀永」と「三四郎鮨」があった。「違う家」は「ちがういえ」ではなく、「ちがうか」と読む。お笑い芸人の吉田サラダが始めた店で、「違うかー!」は彼の持ちネタである。
Oさん、Kさん、Nさん、発表ごちそうさまでした。・・・違うかー!(というふうに使う)
休み時間のスイーツは3年生のIさんが用意した鎌倉は「豊島屋」の鳩サブレ―。私は鎌倉に行ったときは必ずこれをお土産に買って帰る。外れのない味である。
6限は学年に分かれてのゼミ。私は今日は4年生のゼミに出た。6月中旬から始まるライフストーリー・インタビュー調査の共通質問の詰めを行う。
1時間ほど延長して、8時45分に終了。
雨脚が強くなってきた。夕食は蒲田に着いてから、「つけ麺大王」で。このところ「そば新」でうどんを食べることが多いが、ここのつけ麺も美味しい。
つけ麺にはいくつか種類があるが、注文するのはいつもチャーシューつけ麺。
金曜日の夜は「やれやれ」感がある。週末が休みのサラリーマンはみんなそうだろうが、「やれやれ」感はおのずからにじみ出てくるだけでなく、それを演出したりもする。たとえば、普段は禁断の夜食を許すとか。これで明日の朝の体重増は避けられないが、週末の「やれやれ」感を味わうためならそれくらいはかまわない。