フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月17日(火) 晴れたり曇ったり

2014-06-18 09:39:02 | Weblog

     7時45分、起床。

     肉じゃが、青椒肉絲、サラダ、胡桃パン、冷麦茶の朝食。

      11時半に予約している近所の歯科医院へ。左上の奥歯に金属を被せる。これにして終了・・・ではなく、来週以降、歯石の除去や剥がれかけているエナメル質の修復などであと数回は通うことになる。

    朝食がいつもより量が多かったこともあり、読書を中断したくなかったこともあり、昼食はカップ麺で済ます。

     夕方、散歩に出る。鵜の木の「hasu no hana」のフクマさんがツイッターで、「魔の火曜日。閑古鳥がないています」と呟いていたので、顔を出すことにした。

     内堀麻美展「さじかげん」を開催中。

     今回は会場内での作品の写真撮影NGなので、DMの写真を紹介しよう。おなじみのブルドッグのソースの容器だが、これ、木彫彩色である。作品は実物の1.5倍の大きさがある。もし本物そっくりに作ることが目的なら、素材は木よりももっとふさわしいものがあるだろうし、大きさも等倍の方がいいわけであるから、作家の意図がコピーにあるわけではないことは明白である。誰もがよく知っている日常的な商品(ほかにもたくさんある)を木彫彩色で拡大して制作することで、日常とは似て非なる世界がそこに出現する。ユーモラスで、ちょっと不気味な、もう一つの世界。

     アイスラテを飲みながらフクマさんの説明に耳を傾ける。 

     閉店時間の7時までいた(水・金は10時までのナイトギャラリーになる)。会期は7月1日(火)まで。

     鵜の木の商店街は電車が駅に着いて人が降りてくると、一瞬だけ、賑わう。

     7時半過ぎに帰宅。夕食はハンバーグ。

     妻が浅草橋の鞄屋で私に鞄を買ってきてくれた。A4ファイルサイズ縦型の牛革製のショルダーバッグ。TAKEO KIKUCHIの製品で、私のもっている大小の鞄はたいていこれだ。

     今回は妻からのプレゼント。父の日は変だし、誕生日にはすでに別のものをもらっているが、色合いから考えて、一種の還暦祝いと考えよう。ありがとう、さっそく使わせてもらいます。

     先日の句会で一緒だった卒業生のW君からメールが届いた。句会に参加して楽しかったことと、私がブログに書いた疑問―「しゃぼん玉吹く子らの背と母の背と」にはW君の妻が登場していないが、妻はどこにいるのか?-への回答が書いてあった。

     「ちなみに、私の家内はしゃぼん玉を見ている私の隣に居りました。家内の方が私より背が高いというところ以外は“規範”に縛られたごく一般的な家庭であり決して複雑な状況ではございません…。説明が至らず、気を使わせてしまってすみませんでした(笑)」

     とのことです。