フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月14日(日) 曇り

2015-06-15 11:13:48 | Weblog

7時、起床。

トースト、サラダ(炒り卵、トマト、レタス)、紅茶の朝食。

昼食はカップヌードル(シーフード)で済ます。

2時過ぎに家を出て、五反田の「ゆうぽーと」に牧阿佐美バレエ団公演『リーズの結婚』を観に行く。

牧阿佐美バレエ団の公演を観る場合、伊藤友季子が主役を踊ることがほとんどだったが、今回は、次世代のエース、中川郁が初めて主役を踊る舞台だ。

第一幕第一場、リーズが早朝の農家の中庭を掃除するシーンで、中川はいきなり高度なステップを難なく披露して見せてくれる。伊藤友季子が陰影に富んだ流麗なダンサーだとすれば、中川郁はどこまでも明るく躍動するダンサーである。まったく違うタイプだ。

私は一階の前から8列目の席で観ていたのだが、同じ列のすぐ近くにいた女性は中川郁の母親らしく、途中休憩や終演後、周囲から祝福の言葉を浴びていた。彼女の人生のハイライトシーンを見ているようだった。

私は上演時間の半分ほどをウトウトしていたと思う。踊りが退屈だったからではない。私の身体の奥で凍結していた疲労の一部が祝祭的な踊りで解凍されて表出してきたのだろうと思う。昨日、卒業生のユミさんと会って帰ってきた後に長い昼寝をしたのも同じ理由によるものだろう。凍結している疲労の量が一体どのくらいであるのかはわからない。イメージとしては疲労の氷河のように横たわっている。

蒲田に戻ってきて、帰宅する前に「phono kafe」にちょっと顔を出す。

野菜の竜田揚げとあずき茶を注文。

美味しい。食材の切り方や盛り付け方も料理の重要な要素であることを改めて知る。

大原さん夫婦の元に最近子猫が二匹やってきたそうだ。旦那さんのケータイの写真を見せてもらう。

こちらはスイレン。

 こちらはハクレン(あるいはシラユキ)。二匹はきょうだいで、どちらもメスである。

夕食は豚肉の味噌漬けのソテー。

午前1時には寝る。私にしては早いほうである。