フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

11月30日(月) 晴れたり曇ったり

2015-12-05 11:08:40 | Weblog

金沢旅行三日目。

7時半、起床。

今日も朝食を食べ過ぎる。

9時過ぎにチェックアウトして(荷物はホテルに預かったもらう)、兼六園へ。昨日、行くことも考えたのだが、駅前のロータリーで兼六園方面行きのバスに長蛇の列が出来ているのをみて、金沢観光の一番の人気スポットに日曜日に行くのはやめたのである。

桂坂口からアプローチする。

入園券売り場。入園料は310円だが、入口はノーチェックなので、券がなくても入れてしまいそうだが、そういうことをする人はいない。

 眺望台にて。

唐松崎。

 霞が池。

内橋亭。 

根上(ねあがり)の松。

もの思うサギ。

時雨亭で一服。

抹茶と生菓子をいただく。

園内の一隅にある石川県立伝統工芸館(入館料260円)。ここはお勧めです。伝統工芸36業種がコンパクトに紹介されている。 

金沢表具。

能登花火。

栗あんみつ、ではありません。

加賀獅子頭。

加賀竿。

加賀毛針(ピアス)。

加賀水引細工。

加賀漆器。

大樋焼き。

すっかり魅了されてしまい、気付けば12時半。

1時に金沢市の隣町野々市の「太平寿し」を予約してあるのだ。タクシーを飛ばす。 

1時5分前に到着。

カウンター席に座り、さっそくおまかせで握ってもらう。

 平目と鯛。

しめサバ。

香箱蟹。

ご主人はサービス精神の旺盛な方で、客たち(8人)との会話を絶やさない。それも常連客に偏ることなく、初めての私たちにもいろいろと話しかけてくれる。

鰤。これが素晴らしく美味しかった。私がそれを告げると、ご主人はよくぞ言ってくださいましたと言わんばかりに、「これは数日前に氷見(ひみ)で獲れた今季の初ものです」と説明してくれた。

やりいか。

白子(柚子シャリ)。

梅貝。

ずわい蟹。

鮪。「能登の鮪ですが、さきほどの氷見の鰤の後では霞んでしまいますね(笑)」とご主人。

雲丹。

いくら。

こはだ。

のどぐろ(蒸し寿司で)。

穴子。

コースは以上。「何か巻きましょうか?」「はい、お願いします」

鉄火巻(トロロ芋入り)。鮑を添えて。

ごちそうさまでした。美味しく、そして楽しかったです。

また来ます。この店を紹介してくれたO君に感謝。

タクシーで香林坊に戻り、今回の旅行の最後の場所に立ち寄る。

名曲喫茶「ぱるてぃーた」だ。

実は、昨日来ようと思っていたのだが、私が場所を勘違いしていて、もうなくなってしまったのかと思っていたのだが、今日、兼六園から「太平寿し」に向かうタクシーの中から「ぱるてぃーた」を発見したのだった。

マスターもお元気そうでよかった。

客は私たちだけだったので、ご主人とおしゃべりをする。

リクエスト曲はありますかと聞かれたので、前回来たときにかかっていた、バッハのバイオリン協奏曲(バイオリンはムッター)があればと答えたが、それはすぐには見つからなかった。

それではショパンのピアノ協奏曲(1番)をリクエストする。「(ピアノは)フランソアですが、いいですか?」「はい」

帰りの新幹線の時間(17時9分)が近づいていたので、長居はできなかったが、よい時間だった。

「お写真を撮りましょうか」とマスターが言ってくださったので、お願いする。

駅の土産物屋であんころ餅を買う。

いつも帰りの車内で食べる。

蒲田に着いたのは午後8時を過ぎた頃。

「吉野家」で夕食。妻が自分一人では入れないからと。

私は牛鍋御膳。妻は普通の牛丼。

ネギ増し(+100円)でお願いしたが、予想とは違って、細かくスライスしたネギがトッピングされて出てきた。う~ん、ざっくり切ってほしいんだけどね(笑)。

二泊三日の金沢旅行はこれでおしまい。

去年は箱根、今年は金沢。来年はどこに行きましょう。