9時、起床。
トースト、目玉焼き+ベーコン、サラダ(コーン、トマト、レタス)、紅茶の朝食。
昼ごろ、買い物に出かける。今日も晴天。野良猫のなつが玄関先で水を飲んでいる。
花屋で神棚につける注連縄を買う。喪中なので年賀状は出さず、門松も立てないが、49日(忌)は明けているので、注連縄はいいんじゃないかと思うが、控えるべし説もあるようである。正直、この辺りのことはよくわからない。
花屋のある商店街には「喜八」がある。安心してください。開いてますよ(笑)。
「あるす」の前を通ったら、看板と「営業中」の札が出ていた。顔を出すことにした。
モカを注文。今日が年内最後の営業とのこと。来てよかった。
マスターから70年前、つまり終戦の年の話をうかがう。当時、マスターは小学校の6年生で、お母様の横須賀の実家に疎開していたそうだ。終戦になって、海軍の食糧用の畑のジャガイモを獲ってよいことになり、小学生は芋掘り作業の日々となったが、校庭まで運ぶのが一苦労なので、買い出しに来た街の人たちに途中の道で配ってあげたそうである。そうか、ジャガイモか。海軍カレーに使われていたのだろう。しばらくして蒲田に戻ってきたが、小学校は相変わらず横須賀まで寿司詰の電車に乗って通っていたが、同じ県内なら転校は簡単にできたので、川崎の小学校に転校したそうである。東京は焼け野原で小学校に転校生を受け入れる余地はなかったのだという。今は昔の物語。マスターからもっと話を聞きたかったが、大掃除の女王(妻)からケータイに「どこにいるの。早く帰ってらっしゃい」と電話が入る。
「よいお年を」の挨拶をして店を出る。マダムが庭で獲れた夏みかんを持たせてくれた。
昼食はテイクアウトの鮨(千代田鮨)。
食事の後、もう一度外出。花屋で榊を買うのを忘れた。お正月ということで榊には松が付いていたが、これはやっぱり取った方がよいだろう。
郵便局で寒中見舞い用に50円切手のシートを購入。卒業生の中には私が喪中であることを知らず(みんなが私のブログを読んでいるわけではない)、年賀状を送って来る者もいるだろうから。
明日はいよいよ大晦日。買い物に出ている人で街に活気があるような気がする。
女塚神社に寄る。
明晩の初詣の前に今年最後のお参りをする。
境内には猫が多い。
一階の掃除の最後の細かな部分の処理をする。「よくできました」と女王からお褒めの言葉をちょうだいする。
夕食は鶏肉のネギ胡椒のソテー。