フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

7月11日(月) 晴れ

2016-07-12 09:17:47 | Weblog

9時、起床。

サラダと冷麦茶だけの朝食。

食欲がないのはこのせいだ。

・・・というわけではなくて、あまり間をおかずに昼食をたべることになりそうだったので、朝食は控えめにしておいたのである。

昼過ぎに家を出る。玄関脇のフラワースタンドの下に・・・

野良猫のなつが寝そべっている。今日も相当に暑い。

 野良猫ものび太君なり夏真昼 しずか 

「phono kafe」で昼食。

おにぎりセットを注文。

揚げ茄子と彩りトマトの和マリネ、おからコンニャクの竜田揚げ

ルッコラと長ひじきのクルミソース。

先週の金曜日からカキ氷が始まった。

食べたいところだが、今日は時間がないので、次の機会に。

店の外に出たところで、カフェ仲間の陶芸家、清水直子さんと鉢合わせ。これから「phono kafe」に行くところだった。個展のDMが出来たのでもってきたそうで、私宛てにメッセージを書いて大原さんに預けるおつもりだったとのこと。ちょうどよかった。

働く人をモチーフにしたオブジェが中心になるとのこと。いま、一生懸命、作品を製作中だそうだ。「間に合うかしら・・・」とおっしゃる。間に合わせるしかありませんね(笑)。頑張ってください。

場所は西荻窪のギャラリーショップ「FALL」。前に一度、清水さんの個展で行ったことがある。

期間は7月20日(水)~24日(日)の5日間。夜は8時までやっているようなので、大学の帰りにでも寄ってみよう。

それにしても今日は暑い。まるで梅雨明けみたいだが、まだらしい。

今日は大学で日本家族社会学会大会(9月10日・11日)の実行委員会の会合がある。

 

会合を終え、5時半ごろ、大学を出る。

今日は朝からなんだか気忙しかった。たしかにあれこれやらなくてはならないことがあるとはいえ、気忙しいのはいやである。こういうときこそカフェで一服しよう。神楽坂で降りて、「SKIPA」へ行く。

アイスチャイを注文。

7月24日(日)の句会の予約も確認する。またよろしくお願いします。

小腹が空いていたので、ホットドックも注文。

片岡義男『コーヒーにドーナツ盤、黒いニットのタイ。』を読む。カフェという空間で、物語世界に入り込むことで、つまり日常からちょっと距離をとることで、気忙しさはかなり緩和された。

ふと気づくと足元に小犬がいる。お隣の「トンボロ」の常連客の方の愛犬ベルデである。「SKIPA」と「トンボロ」は内部でつながっているので、「トンボロ」からやってきたのだ。犬や猫は目の前の人間がいい人間かどうか(少なくとも自分たち動物にとって)を瞬時に見分けることができる。そう見込まれたからにはしょうがない、読書を中断して、しばしベルデの相手をする。

「梅花亭」で麩まんじゅうを買って帰る。

蒲田着は7時20分ごろ。

妻から「帰りは何時ごろ?」とメールが来たので、「いま、蒲田」と返信する。

7時半、帰宅。

風呂を浴びてから夕食。

豚肉の生姜焼き。

食後に麩まんじゅうを食べる。私はこしあん、妻はつぶあん。

夕刊に永六輔さんの訃報が載っていた。

尾崎放哉の「糸瓜が笑ったやうな円右が死んだか」という句が頭に浮かんだ。合掌。

同じ新聞にザ・ピーナツの伊藤ユミさんの訃報も載っていた。双子の姉、エミさんはすでに4年前に亡くなっている。小学生のころ、「ザ・ヒットパレード」や「シャボン玉ホリデー」で聴いた二人の歌が好きだった。「恋のバカンス」「情熱の花」「恋のフーガ」・・・それから映画「モスラ」に島の妖精役で出演した二人の姿も忘れられない。合掌。

3時、就寝。