フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

7月23日(土) 晴れ

2016-07-24 21:55:33 | Weblog

8時半、起床。

ハムトースト、サラダ、紅茶の朝食。

11時20分に蒲田駅で卒業生のみずきさん(論系ゼミ4期生、2014年卒)と待ち合わせ、「まやんち」へ。開店時刻(11時半)少し前だったが、すでに入口の前には5,6人の客が並んでいた。

私にとっては今季4個目の、みずきさんにとっては昨年に続いて人生2個目のピーチメルバである。紅茶は東方美人。 

ピーチメルバはコンポートした桃、ラズベリーソース、バニラアイスクリームの三要素から構成されるが、形態はとくに決まっているわけではない。「まやんち」のピーチメルバは私に星雲を想起させる。

ピーチメルバ星雲。

今日は土曜日ということで、ピーチメルバ目当ての私のゼミ卒業生が他にも来ていた。下の写真は3期生のホナミさん(右端)と彼女の妹さんである。お二人と今日遭遇するであろうことは、昨日、ホナミさんから届いたメールで知っていた。ホナミさんとは別の日に「まやんち」にピーチメルバを食べに来る約束をしていたのだが、生憎彼女の仕事の都合で取りやめなった(来年に延期)。しかし、私と来ることは断念したホナミさんだが、ピーチメルバ自体への欲望を抑えることはできず(彼女は去年一度食べているのである)、今日、妹さんを誘って、遠路はるばる(八王子方面から)蒲田までやってきたというわけである。

もう一人、2期生のエミさんもお一人でいらしていた(彼女から帰り際に挨拶されるまで気づかなかった)。彼女は初ピーチメルバのはずである。

これから何度か土曜日に来るが、土曜日のテーブルの予約は11時半から12時までの間に入店する場合に限られるので、卒業生たちとの遭遇が繰り返されるかもしれない。

「まやんち」ではセオリー通り、ピーチメルバだけを食べ、昼食は別の店に移動する。いくつかの候補の中からみずきさんが選んだのは「西洋料理SUZUKI」であった。陸橋を渡って、東口から西口へ。 

アーケードの商店街ではなく、多摩川線の線路沿いを歩く。

踏切を渡る。

到着。 

ランチト(2人前)+ビーフシチュー(1人前)を注文。

ビシソワーズ(ジャガイモの冷製ポタージュスープ)。

本日のランチは海老フライと若鶏のコンフィ。

看板メニューのビーフシチューは外せない。

「お腹がポンポコリンです」とみずきさんが言った。最初、わざとそういうおどけた言い方をしたのかと思ったら、どうもそうではないらしい。子供の頃に自然に覚えた言い方で、「お腹いっぱいです」(おなかがポンポンです、お腹がパンパンです)の意味らしい。「それって『ちびまる子ちゃん』のエンディングテーマ、「おどるポンポコリン」のポンポコリンですよね?あれはタヌキの腹鼓の音で、「お腹がいっぱい」の意味はないと思うけど」と私が指摘すると、彼女は顔を赤らめた。

店を出て、商店街を駅の方に歩いていたら、子供神輿や山車を引くたくさんの子供たちと遭遇した。 

神輿をかつぐ真似をする。

太鼓を叩く真似もする。

これが正真正銘、「おどるポンポコリン」です。これでもう間違うことはないでしょう(笑)。

本日最後のカフェは大井町の「pottery」へ。

「pottery」のマダムに「卒業生です。航空会社勤務ではありません」とみずきさんを紹介すると、マダムは微笑んで、「テレビ局にお勤め?」と聞いてきた。女子アナでもありませんから(笑)。

注文したブレンドコーヒーはウェッジウッドの美しいいカップ&ソーサーで運ばれてきた。

これでみずきさんは8大カフェ制覇(スーパーグランドスラム)にリーチをかけた。残る最後の一店は「カフェゴト―」なので(これは意外だった)、グランドスラムとスーパーグランドスラムのダブルリーチというわけだ。同じゼミ4期生のカホさんとこの時点で並んだ(カホさんの最後の一店は「トンボロ」)。決着は「秋カフェ」か。でも、カホさんは先日研究室に来て報告してくれた件(具体的には書けません)をめぐってだんだん忙しくなるだろうから、私とカフェをしている暇はないかもしれない。グランドスラム4期生一番乗りはみずきさんの可能性が高くなったのではないかな。

マダムが「写真、お撮りしましょうか?」と言ってくれたので、お願いする。

これから先輩のお宅のホームパーティーにお呼ばれしているというみずきさん。プレゼントをラッピングするリボンをどこかで買っていきたいというので、たぶん大井町の駅ビル(アトレ)の中にそいういうものを扱っている店があったような気がしますと教えて差し上げる。 彼女とは駅の改札で別れた。次回は「カフェゴト―」で会いましょう。

4時過ぎに帰宅。

夕食は回鍋肉。

今夜も夜更かし。3時、就寝。