フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

7月28日(木) 晴れ

2016-07-29 08:22:36 | Weblog

7時半、起床。

パン、ベーコン、サラダ、紅茶の朝食。

9時半に家を出て、大学へ。

今日もまだ梅雨明けの天気ではない・・・と思っていたら、午後には晴れて梅雨明けとなった。馬場下の交差点で兼築先生と一緒になったが、「今日はこれからカフェゴト―で学部の卒論指導をするのです」と言っていた。そうか・・・予定変更だ。

2限は院生の研究指導。途中から「シャノアール」に行く。本当は「カフェゴト―」へ行くつもりだったのだが、兼築先生が卒論指導をやっているということは、大声警報が発令されているに違いないので、回避したわけである。

春学期を振り返り、夏休みと秋学期の展望を語る。

昼食は研究室でコンビニおにぎり。 

さきほどのシャノアールでの話し合いで、秋学期は研究指導を火曜日の4限に行うことにした。これで木曜日の昼食はコンビニおにぎりから解放されることになった。

3限は大学院の演習。最終回の記念撮影。女性は全員中国からの留学生だった。就活が終わって、これから修論に専念する人、中国に一旦帰る人。さまざまである。

とりあえず、お疲れ様でした。よい夏休みを!

4限は試験の採点作業。

5限は講義「日常生活の社会学」の教場試験。受講生の96%が試験を受けた。

7時前に卒業生のNさん(論系ゼミ5期生、2015年卒)が仕事終わりに研究室にやってきた。製糖会社にお勤めで、お土産はお砂糖である。スイーツをお土産にいただくことはしばしばだが、スイーツの原料をもってきてくれたのはNさんだけである。

しばらく研究室でおしゃべりをしてから、「五郎八」へgo!

実は、店に入ってから気づいたのだが、財布には千円札が二枚しか入っていなかった。ここに来る途中で銀行で下して補充しておこうと思っていて、忘れてしまったのだった。店から銀行まではちょっと距離がある。女将さんに事情を話して今日の支払いは「ツケ」にしてもらえることになった。

田楽。

薩摩揚げ。

カキバター炒め。これはNさんたっての希望。

五郎八サラダ。

卵焼き。

さて、お蕎麦を注文するか、この後の「カフェゴト―」のケーキに供えて、お蕎麦はやめておくか、どうします?

Nさんは迷わずお蕎麦を注文。彼女は食べるのが大好きで、しかも好き嫌いがない。素晴らしい。

私はニシン蕎麦。

Nさんは鴨せいろ。前回(去年の10月)は鴨南蛮だった。カキと並んで鴨が大好きなのだそうだ。

Nさんは「カフェゴト―」が初めて。以前、仕事終わりに早稲田に来た時は、時間が遅くて「カフェゴト―」はラストオーダーの時間を過ぎてしまったので、「シャノアール」へ行ったのだ。「カフェゴト―」は私のブログにしばしば登場するので、憧れていたそうだ。お店に入って、「素敵なカフェですね」とひと目で気に入ったようである。仕事柄というべきか、自然にテーブルの上の砂糖のカップを開けてスプーンでかき回していた(笑)。

ケーキのショーケースから2種類のケーキを選んだでもらった。

ベイクドチーズケーキと、薩摩芋とリンゴのタルトをハーフ&ハーフで。 

「カフェゴト―」のケーキの美味しさに感動するNさん。「五郎八」でしっかり食事をした後とはとても思えない(笑)。

Nさんは、最近、ある決断をした。その話を聞いて、先日の句会に出した句の一部を変えてみた。

 決意した乙女の夏がやって来る たかじ 

彼女はこの句を気に入ってくれた。いまの自分にピッタリだという。私は彼女のほんわかした表情しか知らなかったが、今日の表情はちょっと違っていた。Nさんの決意を聞きながら、人生は変化の連続で、同じ場所に留まっている人は誰もいないのだと改めて思った。

「カフェゴト―」には閉店の時間(21:50)までいた。店を出て、反対方向の東西線に乗るNさんと横断歩道のところで別れた。今日は梅雨明けだったが、次に会うのは秋だろう。

夏には夏の物語、秋には秋の物語。

11時ちょっと前に帰宅。