8時半、起床。
トースト、サラダ、紅茶の朝食。
10時半頃、家を出る。
2限は院生の研究指導。
昼食は研究室でコンビニおにぎり。
左右社のKさんから新刊書をお送りいただく。
島内裕子『方丈記と住まいの文学』(左右社)
大沢真幸・小野善康・木村草太・中島岳志『ぼくらは未来にどうこたえるか もうひとつの世界は可能である』(左右社)
3限は大学院の演習。
4限は空き時間。
5限は講義「日常生活の社会学」。次回は教場試験なので、講義としては今日が最終回。講義を終えてから、試験について話をし、参考までに昨年度の試験問題をスクリーンに映して説明したところ、一斉にスマホのカメラのシャッター音が教室に響いた。なんだか新製品のお披露目の記者会見をしているみたいだった。
卒業生のHさん(論系ゼミ5期生、2015年卒)が研究室にやってきた。彼女はK大学の職員をしているのだが、今日は仕事を早めに終えて、雨の中、やってきてくれたのである。前回会ったのが昨年の10月だったから、8カ月ぶりである。
元気そうだね。
奨学金関係の仕事をしているので、年度末から年度初めの数か月が繁忙期だが、最近は残業はそれほどではなくてすんでいるそうだ。
Hさんはゼミ論集の編集作業をしっかりやってくれた。作業はもっぱら研究室で行ったから、彼女にとって研究室はなじみのある場所のはずである。とくにパソコンの置かれた机回りは(笑)。
雨の中、「五郎八」へ行く。馬場下の交差点で。
連夜の「五郎八」である。注文するものも似ている気がする。
枝豆。
薩摩揚げ。
五郎八サラダ。
カツ煮。
モツ煮。
茶わん蒸し。
食後のお茶は「カフェゴト―」で。今回、Hさんは「カフェゴト―」にとても行きたかったそうだ。在学中に何度か行ったのはすべてゼミ論集の編集作業がらみ(作業のあとよく行った)だそうだから、ゼミ(論集)の思い出と結びついた場所なのだろう。
セイロン風ミルクティとあんずのタルト+チーズケーキ。
私も彼女も二つ同時進行で食べる。
大学の職員は彼女がやりたかった仕事だ。やりたい仕事に就けることは幸せなことである。
あとはプライベートでやりたいことを、やりたいなと思っているだけでなく、どんどんやっていくことですね。
やりたいと思っていることをどれだけできたか、それは「秋カフェ」でレポートしてください(笑)。
閉店の9時50分までいて店を出ると、雨はもう止んでいた。
11時前に帰宅。