７時半、起床。
トースト、ベーコン、野菜ジュース、紅茶の朝食。
１１時２０分に卒業生のＴさん（論系ゼミ５期生、２０１５年卒）と待ち合わせて、「まやんち」へ。
写真は店を出るときに撮ったもの。開店５分前に着いたときは列が出来ていた。予約客に交じって予約なしの人もいたが、予約時点で満席のため、お店の方から午後１時以降でないと席が空かないと説明されていた（土曜日は午後の予約はできない）。なかなか大変なのである。
すでにピーチメルバは予約済みで、ティーリストから紅茶を注文。私はニルギリ、Ｔさんは東方美人。
私は今季９個目、Ｔさんは人生初のピーチメルバである。
卒業１年目の去年の秋に会ったときから、「来年の夏はぜひピーチメルバを！」との希望でしたから、一年越しの願いかなったことになりますね（笑）。
私のアドバイス通り、桃→アイス→紅茶の順で召し上がったが、一枚一枚の桃のスライスをさらに二つに切って、通常の倍のサイクルを楽しでいた（笑）。
在学中は茶道部だった彼女、お茶を飲むときはまず香りからじっくりと味わう。彼女独特の所作である。
「まやんち」には１時間ほど滞在し、食事は彼女の希望で、「パン日和あをや」へ行くことになった。
川崎から南武線の急行に乗って、一つ目の鹿島田で降りた。矢向から歩くのと距離は同じだが、線路沿いの遊歩道が木陰になっているので、陽射しの強い時はこちらの方がよいだろう。
１０分ほどで「パン日和あをや」に到着。
今日は二階の和室へ。
窓際のテーブルの方に座る。
ご主人が本日のおススメが書かれた黒板を持って来てくださった。
注文をするときはこれ（名前は何というのだろう？）を使う。
金具の部分を回すと「キュッ、キュッ」と高い音がする。
私はアップルタイダー、Ｔさんはストロベリー・アイスチャイで喉を潤す。
ガッパオコッペ。一昨日、武蔵村山さんと食べたときは、パクチーが苦手な彼女のためにバジルにしてもらったが、Ｔさんは大丈夫。
やっぱり美味しい。半分じゃなくて一本全部食べたい。
本日のスープはオニオン。
キッシュプレート。
海南ベーグル。やっぱり美味しい。半分じゃなくて全部食べたい（笑）。
食事を終えて、ポートレートを撮る。
ソファーで。
曇りガラスからの外光が柔らかい窓際で。
最初は少し硬かったカメラ目線のときの表情も柔らかくなりましたね。
「こんな部屋で夏休みを送りたいです」とTさん。
昔の下宿というか、昔の民宿というか、そういうレトロな雰囲気の和室である。Ｔさん自身の古風な（しとやかな）雰囲気に合っている。
ポーズにも余裕が出てきた（笑）。
立ってもらう。
腕を組んでもらう。
髪に手をやってもらう。
お茶は一階のテーブルで。いつもはこの席に座ることが多い。
私はコーヒーとチョコクロワッサン。
Ｔさんは紅茶。
いま、与野の自宅から八王子の会社に通っているＴさんだが、会社から歩いていける場所に会社の借り上げたマンションがあって、そこへの引っ越しを上司から勧められているそうだ。同僚たちのほとんどがそうしているそうで、家賃もただ同然で、通勤電車からも解放されるわけだから、Ｔさんもそうしようかなと考えている（ただし実家住まいは気に入っていて、それが判断を鈍らせている）。
「僕だったら会社のそんな近くには住みたくないけどな」とあえて異論を述べた。日常の生活空間が会社にまるごと呑みこまれるという感覚がいやのだ。たたとえ数駅でも会社のある駅から離れるところに住みたい。それだと（人気の中央線沿線だから）高い家賃を払うことになるが、精神の独立のための必要経費である。
しかし「あをや」の奥様は、私の意見には反対で、Ｔさんを後押しする意見を述べた。会社の近くに、安い家賃で住んだ方が経済的だし、合理的であると。ご主人は黙っているところを見ると、私の言わんとするところに共感してくれているみたいだ。男女の違いかな。
今日はこれから神宮でナイター観戦というＴさん。チケットを用意してくれた会社の後輩にパンを買っていくそうだ。
ご主人に写真を撮っていただく。
「直前まで下を向いていて、パッと顔を上げて、カメラを見るといいですよ。そうすると生き生きとした表情になります」とアドバイスして、もう一枚。ほらね（笑）。
３時半頃、店を出る。
蒲田で会うことの多いＴさんだが、「秋カフェ」は早稲田あたりにしましょうか。たぶん八王子からいらっしゃることだろうし（笑）。
Ｔさんとは川崎駅で別れた（彼女は東海道本線で東京方面へ）。蒲田に戻ってくる。
夕食の主菜は鮭の西京焼き。
今日からリオ・オリンピックが始まった。もともと夜更かしだから生活時間に大きな変化はないだろう。
