8時、起床。
トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。松本旅行のお土産のプラムとラズベリーのコンフィチュールはこのトーストで最後。「甘い生活」にもいつか終わりが来る。
1時に蒲田駅で卒業生の恵美子さん(一文社会学、2007年卒)と待ち合わせる。
ランチは何がいいですかと聞いたら、定食(和食)が食べたいですということなので、「中川」に行く。
恵美子さんはブログの読者には書道と俳句でお馴染みである。
私は赤魚と大根の煮付け定食、恵美子さんは鯖の西京焼き定食を注文。
赤魚と大根の煮付けは、「これぞ定番の味」といえるもので、美味しかった。
今日はわが町、蒲田を散歩しましょう。
「下町というか、昭和的ムードにあふれた街ですね」と恵美子さん。
たぶん恵美子さんにお似合いの街だと思いますよ。いい写真が撮れそうです(笑)。
食後のコーヒーは「テラス・ドルチェ」で。
ふだん卒業生とカフェに行くときは、禁煙のところを選ぶのだが、今日は逆である。
「最近、こんなことをやってます」と見せてくれたのは、小さな紙片に俳句などを筆ペンで書くこと。製本して豆本にしたりもしているそうだ。
さて、本格的にカメラ散歩を始めましょう。
恵美子さん、モデルスイッチ入りました(笑)。
東急線高架下の飲み屋街。私には縁のない場所だが、彼女はこの風景が気いったようでアイフォンで写真を撮っていた。
共産党のポスターの前で。協賛的笑顔?
八百屋の前を通りながら。街の空気を吸っている。
ガード下を環八方面へ。
ボーリング場(イモンボール)横の自動販売機の前で。
陸橋(環八)下の駐輪場の入口でヤンキー座り。
恵美子さんは「うんこ座り」と言ったが、そのいい方は止めなさい(笑)。
陸橋の階段を上る。
環八の脇でポートレートを撮っていると・・・
自転車に乗ったお巡りさん三人が全力でわれわれの横を通り過ぎて行った。
陸橋の近くの駐車場のフェンスにしがみつく。
檻の外も、結局、檻の中と同じなのよ。
西蒲田公園の猫。
こういうのはどちらかというとあゆみさん(句会仲間)が得意そうなポーズである。
遊具に上ってみる。
滑り台の上でヤンキー座り。
運梯に飛びついてはみたものの、前には進めなかった。
東急線の踏切を渡る。
「遠くへ行きたい」(?)
御園神社にお参り。
狛犬にガンをつける。
お稲荷さんの前で。『孤独のグルメ』の演出を真似て。
なんだか・・・
お腹が・・・
減った。
こちらの近づいて来る姿は・・・
狐の化身のようである。
廃屋の前で、
ヤンキー座り。
飲み屋街で。
昔風の店名が多い。
「BAR 黒ばら」の前で。
ずっと気を張って生きているけど、
溜息をつくこともあるわ。
「SUNRISE 栞」の前でヤンキー座り。
明けない夜はないわ。
更地になった店舗の跡地で。
前にどんな店がここにあったか、思い出せる人は何人いるかしら。そういうものよ。
『シン・ゴジラ』を上演中の映画館(テアトルカマタ)が入っているビルの前で。
「ガオー!」 残念ながら猫ひろしにしか見えない。
映画館のある4階フロアーに上がって行く途中の階段の踊り場で。
「ガオー!」 残念ながら岡本太郎にしか見えない。
散歩を終えて、「和蘭豆」(らんず)で一服。
もちろん喫煙席で。
ケーキと紅茶を注文。
お疲れ様でした。
あっ、まだ続いてますか(笑)。
ご本人も何が素で何が演技からわからなくなっているみたいです(笑)。
社会学的には、多かれ少なかれ、すべてが演技なのです。
「サンライズカマタ」商店街を駅の方へ。
最後にもう一度、サービス精神を発揮していただけますか?
はい。
そして、駅前で、本日最後のヤンキー座り。
恵美子さんはこの後、新宿で書道の個人レッスンの仕事が入っている。お疲れ様です。
それにしても蒲田の街と恵美子さんは相性がいい。いや、「ヤンキー座り」がよく似合うというべきか(笑)。
夕食は銀むつの西京焼き(あぶなくランチとかぶるところだった)、茄子とベーコンの揚げ浸し、サラダ、豆腐とほうれん草の味噌汁、サラダ、ご飯。
デザートは梨。スイカの季節は終わったかな。