9時、起床。
トースト+目玉焼き、サラダ、葡萄ジュース、紅茶の朝食。
オリンピックが始まった。いつもであれば『トト姉ちゃん』(録画)を観ながら朝食をとるのであるが、今日は日曜日、『トト姉ちゃん』はない。それでBSで水泳競技のライブ中継を観ながら食べた。
私はあまり熱心なオリンピックTV観戦者ではない。関心がないわけではないが、観れば面白いに決まっているので、長時間TVの前から離れられなくなり、おまけに時差の関係もあり生活時間が乱される。なのであえてTV欄もチェックしない。それでも、妻が熱心なTV観戦者なので、妻を通じて「今日の見どころ」はわかるのである。
男子400メートル個人メドレーの決勝をやっていた。荻野が金、瀬戸が銅を獲った。ワンツーフィニッシュであれば最高だったのだろうが、それは贅沢というものだろう。私の子供のころはかつての「水泳ニッポン」が地に堕ちていた頃だったから、日本人選手が水泳でこんな大活躍をするようになったのは夢のようである。幸先のよいスタートで水泳陣は大いに士気があがっていることだろう。いつも思うが、水泳陣の一体感というのは独特のものがある。「同じ釜の飯を食った仲」といういい方があるが、「同じプールの水を飲んだ仲」とでもいうべきか。
昼食は今季初の冷やし中華。
今日はコンビニに買い物で出た以外は家の中にいた。コンビニまでは徒歩1分だが、とても暑かった。
答案やレポートの採点は2日ほど前に終わっているが、ネットから成績を入力して、最後に「確定」ボタンを押さないと作業は完結しない。今日がその締切なので、もう一度、採点に間違いがないかどうか、入力ミスをしていないかどうかをチェックしてから、科目ごとに「確定」ボタンを押していく。採点した答案は400枚ちょっと、レポートは40数本。
科目の成績は答案やレポートの点数だけでは決まらない。講義の場合は各回のレビューシートをきちんと(適当にではなく)書いているかどうか、演習の場合は教室での発表やテキストを事前に読んでの感想をBBSにきちんと(適当にではなく)書いているかも重要である。とくに演習の場合、自分の発表でないとき(そういう回の方が圧倒的に多いわけだから)にどれだけ演習に参加しているかどうかが重要なのである。
やれやれ終わった・・・といいたいところだが、まだ1年生の基礎講義のレポートへコメントを付ける作業が残っている。採点自体は「可」と「不可」の二者択一なので簡単なのだが、わが現代人間論系では(たぶん同じことをやっている論系はないと思う)全部のレポートに教員がコメントを付けるのである。これは今日までではないが、私はこれからぼちぼちとりかかる(他の先生方は終わっているみたいである)。私が出した課題でレポートを書いた学生たち、もう少し待っててね。
現代人間論系に提出されたレポートは全部で433本。提出された基礎講義のレポートの全体が951本だから、1年生の45.5%が現代人間論系にレポートを提出したことになる。ちなみに2位は複合文化論系で169本である。なぜこんなに大量のレポートが現代人間論系に提出されるのかというと、考えられる理由は2つ、第一に、現代人間論系の基礎講義が面白いからであり、第二に、現代人間論系の基礎講義のレポート課題がやさしく見えるからである。2つの要因の寄与率はそれぞれどのくらいなのかは、現代人間論系への進級希望者が毎年200名前後であることから考えるに、半々くらいではなかろうか。
街並みの向こうに陽が沈んでいく。
夕食はポークソテー。
塩胡椒のみでシンプルにソテーされている。
最後の科目の「確定」ボタンを押したのは23:40あたり。締め切りの20分前だった。ふぅ。
2時半、就寝。