フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月7日(日) 晴れ

2018-01-09 11:59:32 | Weblog

9時、起床。

サラダ(コンビーフ)と紅茶だけの朝食。

湖に薄く張った氷のような雲が出ている。

12時に卒業生のアヤノさん(論系ゼミ6期生)と蒲田駅で待ち合わせ「マーボ屋」へ行く。「マーボ屋」は新年は2日から営業していたが、来るのは今日が初めて。昨年、新しく馴染みの店となったのは「スリック」と「マーボ屋」の二軒である。どちらもほぼ毎週のように行っている。一方はカフェで、他方は中華料理店なので、利用目的には違いがあるが、それでも卒業生を「マーボ屋」につれて来ることもたまにある。たしかアヤノさんで3人目ではなかろうか。

海老のサクサクフリット。ご飯のおかずというよりも前菜感覚でいただく。

牡蠣とカシューナッツの甘辛炒め。ご飯も注文する。

四川麻婆豆腐(ハーフ)。以前はメニューには「四川風」とあったが、その「風」が取れている。本格的に辛い。私も彼女も辛いのは好きだが、辛いのが苦手な方はクリーム煮系の何かを注文されるとよいのではなかろうか。

デザートの杏仁豆腐はサービス。ごちそうさまでした。とても美味しかったです。今年も足しげく足を運ぶことになるでしょう(自宅から60秒ですから)。

ご主人に写真を撮っていただく。

食後のコーヒーを「あるす」に飲みに行く。「新年はいつからお店はやっていたのですか?」と奥様に尋ねると「元旦からやっていました」とのことでびっくりしたが、おそらく営業しているというよりも、昼間、陽の差し込むお店をリビングのようにして使っておられて、もしお客さんが来たら対応するということではなかったかと思う。

彼女は1年ほど前に「あるす」に来たことがある。そのときはご主人はまだお元気だった。

 この写真は奥様にお願いして撮っていただいたものではなく、セルフタイマーを使った自撮りである(逆光なのでフラッシュを使用)。研究室ではよくセルフタイマーを使って撮るのだが、外ではカメラを置ける場所がなかなかない。その点、室内であれば机とか棚とかがあって、なんとかなる。

ちゃんと撮れることがわかったので、奥様に真ん中に入っていただいて3人で撮る。今度からはこのやり方でいこう。

店の外まで見送りに出て下さる。どうぞお体大切になさってください。また来ますね。

春になると桜が見事な「あるす」の近所の公園。

「木に登る子ども」というのは絶滅危惧種かと思ったが、ここにはまだ生息しているようである。

 彼女はアスリート系の人で、躍動感のある明るいポートレートが似合う。

このあと「スリック」でシフォンケーキを食べるつもりなので、その前にここで少しカロリーを消費しておきましょう。

一年前は『逃げ恥』の「恋ダンス」を披露して見せてくれたが、今回は『ラ・ラ・ランド』風で。

彼女は背筋が伸びているのでこういうポーズが決まるのである。

ジャンプ、いってみましょう。 

打ち上げ花火のようにここからパッと手足を伸ばして・・・

 はい、空中姿勢もピシッと決まりました。

躍動感にあふれた走りながらのジャンプ。

お疲れ様でした。

 「あるす」を出るとき、奥様からまた寒椿の切り花をいただいたのだが、「スリック」に向かう前に、それを自宅に寄っておいていく。われわれが玄関先にいるとナツがやってきた。アヤノさんとナツは初対面である。 

「ナツの背中を撫でることができるた人は幸せになる」という法則があります(ホントか!?)

「撫でさせてくれました!」

「ナツに指をなめられた人は・・・」たぶんもっと幸せになるでしょう。

『ドクターX』のロケ地(帝都大学病院)である専門学校の前のを通る。

「私、失敗しないので」のポーズ。

白い巨塔。

「スリック」に到着。

さきほどの公園を出るときに、「これからうかがいたいのですが」と電話をして、そのときは満席だったのだが、席が空いたら電話を下さるということにしていただいて、席をキープしておいていただいたのである。ありがとうございます。

マダムにアヤノさんを紹介する。

シフォンケーキは私はアップルキャラメリゼを注文。林檎の断片が入っている。

彼女は紅茶シフォンを注文(ティーポットのカヴァーで見えませんが)。

「先生の今年の目標は何ですか?」と彼女に聞かれる。若い人のような「目標」とは違うけれど、日々の生活のモットーならある。「単純な生活(シンプルライフ)」である。数年前に書家の恵美子さんに書にしてもらって、研究室のドアのところに掛けている。「単純な生活」とは「単調な生活」のことではなく、夾雑物をできる限り排したところに成り立つ「純度の高い生活」のことである。

それともう一つのモットーは、「家族の時間」「仕事の時間」「社交の時間」「孤独の時間」のバランスをとって生活することである。

マダムに写真をとっていただく。

マダムにも入ってもらって、セルフタイマーで撮る。

 気さくなマダムにアヤノさんもすっかりくつろいだ様子であった。彼女は勤務先の船舶会社が同業の二社と合併したとかで、彼女がやっている仕事(コンテナなどの手配)そのものには大きな変化はないものの、勤務地が虎の門から品川に移動するなどの変化があったそうである。年末年始は友人たちとオーストラリアで過ごし、三連休の最終日である明日は午前、午後、夜と3人の友人とそれぞれ約束があるそうである(すごい詰め込んだね)。そうやって仕事と余暇のバランスをとっているのだろう。健康管理は毎日の長風呂と週一のホットヨガだそうである。どうぞマイペースで頑張ってください。

彼女を蒲田駅の改札で見送る。また、会いましょう。

夕食は、ラムチョップ、ほうれん草のソテー、サラダ(ゆで卵)、味噌汁、ご飯。

「ラムチョップは今日は二本だけど、減量中だからいいでしょ?」と妻。はい。

深夜、ウォーキング&ジョギングを5キロほど。

2時、就寝。