8時、起床。
サラダと紅茶の朝食。(昼食をたっぷり食べそうなときはトーストは抜く)
11時半に卒業生のサオリさん(論系ゼミ1期生)と待ち合わせ、釜飯屋「梅Q」へ行く。
この変った店名についてはまだお店の方に聞いたことがない(今回も聞かなかった)。もしかしたら「梅久」が元々の名前だったが、店主さんが小さかった頃、「オバQ」とか「ウルトラQ」が大好きで、自分が店を継いだときに「梅久」を「梅Q」と改称したのではないか、というのが私の勝手な想像である。
梅Qサラダ。
焼き鳥盛り合わせ。釜飯は注文してから出てくるまでに時間がかかるので、焼き鳥でつなぐのである。
上新香。
特製貝柱釜飯。釜飯は茶碗に二杯分あるので、二人で二つだと満腹になる。われわれはこの後、カフェの梯子をするつもりなので、釜飯は1つにしておく。一番美味しいと私が思っている特製カニ釜飯は、彼女がカニ・海老はNG(アレルギー)なので、貝柱にした。ご飯をかき混ぜるのに邪魔なくらい貝柱がゴロゴロ入っている。
味噌汁はアサリを注文。
店を出て、腹ごなしの蒲田街歩きはバーボン・ストリートから。
昼からやっている「豚番長」はTVドラマのロケでよく使われる。
彼女の今日のファッションは青系で統一されている。その上品でお洒落な雰囲気がバーボンストリートのゴチャゴチャした雰囲気とミスマッチで面白い。
「蒲田本」で紹介されることの多い台湾家庭料理の店「喜来楽」(シライル)の前で。店の正面はリニューアルされたが、横から見ると相変わらず小汚い。
東急線の踏切を渡って、西蒲田公園へ。
公園の隣には私の母校、大田区立御園中学校がある。何が自慢だったかな?
彫刻に囲まれたベンチ。
編み物をするおばあちゃん。
希望の明日に向かって走る女の子。
コートの色と滑り台の色の取り合わせがいい。
滑り台のところでポーズをとっていると・・・
背後霊が出現。
再び踏切を渡り、商店街の方へ。
蒲田唯一の映画館「蒲田宝塚」「テアトル蒲田」の前で。
彼女はこの「百貨店」という昭和っぽい文字に惹かれたようである。「家具のデパート」なんです。
こういう町の本屋さんのお好きなようである。
東口に移動。
『孤独のグルメ』でおなじみのカメラワークで撮りましょう。主人公が「腹が減った」ことに気付いた瞬間の三段カット。
「大女優」の看板の前で「私、女優よ」のポーズ。
ビルの谷間の小さな駐車場でちょっとジャンプしてみる。
けっこう歩いたのでスイーツの入る余地ができた。「スリック」へ。
シフォンケーキは私はブラウンシュガー&ナッツ。
彼女は林檎のキャラメリゼ。
お店の雰囲気に合わせたポートレートを撮りましょう。
写真ではわかりにくいかもしれないが、彼女は透明感のある茶色の目をしている。
今日はお店が混んでいて、マダムは大わらわだった。「お話があまりできなくて残念です」というマダムとサオリさんのツーショットを撮る。
呑川の橋の上で。スイーツの梯子は無理だけど、「phono kafe」にちょっと寄って行きましょう。
陽もそろそろ傾いてきた。
「phono kafe」に到着。画面が青で統一されている。
テーブルの上にあるクーナ(森の住民)は私がお店に差し上げたものである。
惣菜の中から二品をチョイスして、あずき茶でいただく。
コンニャクの竜田揚げ。
紅芯大根とブロッコリーとレモンのサラダ。
彼女は大学を卒業して関西の私鉄の会社に就職し、結婚して東京に来てからは、住宅情報関連の会社で働いて来たが、去年、正社員になった。契約社員から正社員になるのはなかなか狭き門だったと思うが、途端に忙しくなったということはないそうである。マイペースでやっていけるだろう。
彼女は星野源のファンで、ライブにも何度か行っているそうだ。カラオケでよく歌うという私の知らない彼の歌を口ずさむ彼女。
お店にはカフェ仲間の陶芸家、清水直子さの参加するグループ展のDMがあった。
これまで何度か行っている恵比寿のギャラリー「Malle」で、1月16日から28日までの開催である。
時刻は5時、彼女を駅まで見送る。駅前のポストの前で本日最後のポートレートを撮る。青と赤。
また会いましょう。
夕食はカモ鍋。本鴨ではなくて合鴨ですが。
鶏肉よりも野趣に富んだ味わい。
冬はいろいろな鍋が食べられるのがいい。
2時、就寝。