フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月11日(木) 晴れ

2018-01-13 19:02:40 | Weblog

8時、起床。

トースト、ポトフ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

昼前に家を出て、大学へ。今日も晴天。

3限は大学院の演習。

演習を終えて、研究室でおにぎりの昼食。

5限は講義「ライフストーリーの社会学」。授業も残すところあと2回となった。年明けの授業はいつもより学生が多い(試験が近いからあだろう)というのは毎年のことである。教室に向かう階段を上っているときに、これから私の授業に出る学生が、「先生、試験は授業を受けていればできますか?」と質問してきた。当然です。試験というのは、授業の内容の理解度を問うものであるから、授業を「ちゃんと」受けていればできるに決まっている。

今日の授業では、2004年のテレビドラマ『ホームドラマ!』(岡田恵和脚本)を映像資料として初めて使った。去年の秋に京浜蒲田の商店街にある古いビデオやDVDを扱っている店でVHS版全5巻セットを1000円もしない値段で購入したものである。授業の資料として活用できてよかった。

授業を終えて、雑用を片付けていると、卒業生のキョウコさん(論系ゼミ1期生)が仕事終わりにやってきた。彼女は参議院議員の秘書をしている。

研究室で少しおしゃべりをしてから「五郎八」へ行く。

ウーロン茶で乾杯。

サービスで出てきたヤツカシラの煮ころがし。

キンピラ。おススメメニューの中からチョイス。

田楽。摘まんで食べるのにちょうどいい。

薩摩揚げ。鹿児島生まれの彼女もこの薩摩揚げは美味しいそうだ。

 カツ煮。 これは二人とも好物。

鴨つくね。これは彼女のチョイス。

ニシン棒。これは私のチョイス。アラスカ産の大きなニシンをお店で煮ている。

あがりのセイロ。普通のセイロは二枚(二段)だが、食事の〆に注文する「あがり」は一枚である。

ご主人が写真をとってくださる。今年もよろしくお願いします。

食後のお茶は「カフェ・ゴトー」で。

彼女はカプチーノを注文。シナモンのスティックが添えられていたが、彼女にはこれが珍しかったらしく、「かじるんですか?」と聞かれたので、(それでコーヒーをかき交ぜて香りづけにするのだが)「ストローのようにしてコーヒーを飲むのです」と答えたら、冗談を真に受けてそうしようとしたのであわてて止める(アイスコーヒーじゃないのだから)。

シナモンスティックが気に入ったようである。

私は紅茶を注文。そしてりんごとさつまいものタルトを1個注文して、ハーフにしてもらった。

もともと「カフェ・ゴトー」のケーキは大きいので、食後だとハーフにしてちょうどいい感じだ。

「カフェ・ゴトー」には閉店時間(9時50分)までいた。写真を撮っていただいたアルバイトの女性に「早稲田の学生ですか?」と尋ねたら、「そうです」とのこと。学部も尋ねたら「政経です」とのこと。他のアルバイトの人たちもみな早稲田の学生だそうだ。 四半世紀続く「学生街の喫茶店」である。日曜日には句会でまた来ます。よろしくお願いします。

キョウコさんとは一緒に地下鉄に乗り、彼女が先に竹橋で降りた。彼女が就いている議員の任期はあと3年で、そこで議員は引退の意向のようだが、それからどうするか。まだはっきりと決めていないそうだ。もしかしたら人生の大きな岐路なのかもしれないが、そういうムードを感じさせない(のんびり構えている)ところが、「アフタヌーン・キョウコ」(ゼミ生のときに私が彼女につけて呼び名)である。また、会いましょう。

11時、帰宅。

ウォーキング&ジョギングのつもりであったが、寒くなってきたので、風呂を浴びて、パジャマに着替える。

2時、就寝。