8時、起床。
ロールパン、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
今日のCDはグレン・グールドの弾くバッハ「フランス組曲」(1番から4番)。ここ数日はずっとバッハ「ピアノ協奏曲5番」の入った前回のCDを繰り返し聞いていたのだが、「フランス組曲」はピアノ独奏曲。グールドのグールドらさしは独奏曲の場合により発揮される。テンポや強弱が彼の思い通りになるからだ。
12時に卒業生のミサさん(論系ゼミ2期生)と目黒線の西小山の駅で待ち合わせる。
写真からはわかりにくいかもしれないが(いや、わかるだろうな)、ミサさんは身重である。なにしろ今月末が予定日である。お腹にお子さんのいる方とカフェをご一緒することはたまにあるのだが、臨月の方とは初めでである。万一、カフェや散歩の途中で産気づいてしまった場合を想定して、あわてないように対処法を復習しておいた(嘘です)。
ギャラリー「パルケ」へ行く。ミサさんと「産休カフェ」をすることは前から約束していて、たまたま今日から「phono kafe」仲間の清水直子さんの陶芸展が「パルケ」で始まるので、ミサさんにもお付き合いいただくことにしたのである。
「パルケ」は以前写真屋さんだった店舗で開業したのだが、「富士フィルム」という看板の跡をあえて残してある。ちょうど松本のブックカフェ「栞日」が「高橋ラジオ商会」という看板をあえて残してあるのと同じだろう。すなわち街の記憶というものを消さずに継承しているのだ。それがいい味わいになっている。
初日ということで清水さんが在廊されていた。こんにちは。
今日は出産間近の卒業生を連れてきちゃいました(笑)。
展示即売会は初日に、それも開店直後に来ることが肝要である。気に入ったもの、欲しいものを買えるからである。
一番のお目当ては、下の写真の棚の上段にある鳥柄の口の大きなカップである。DMの写真にも使われていたもので、妻が「これがほしい」と言ったのである。さっそく売約済にしていただく。私たちより少し後に来た女性がこれがすでに売れてしまったことを知ってがっかりされていた。タッチの差であった。ふぅ。
せっかくミサさんにお付き合いいただいたので、出産の前祝いにどれかお好きな作品をプレゼントすることにした。
彼女はモダンな柄の角皿を選んだ。
他にも何点か購入し、包んでいただく。
店主さんに写真を撮っていただく。
店主さんにも入っていただく。
清水さんの個展は10月14日まで。なお、作品は状況を見て追加出品されるそうです。
さて、ランチにしましょう。
西小山の街を歩く。
ランチはここでと決めていた。「杉山亭」。街の洋食屋さんだ。以前、3期生でこの街に住む別のミサさんと散歩していたときにこの店の前を通り、以来、気になっていたお店だった。
ちょうどテーブルが1つ空いていた(後からどんどんお客さんがやってきて、何組もの人が店の内外で待つことになるのだ)。
私はタンシチュー、彼女は鶏肉のトマト煮のセットを注文。
スープ。(スープとパンはお替り無料だが、これは後から知ったこと)
タンシチュー。うん、期待通りの美味しさだ。
鶏肉のトマト煮。
私は食後にコーヒー(彼女は食前にジンジャエール)。
年配のご夫婦(旦那さんがシェフ)でやっているお店で、たくさんの常連さんのいる、街の愛される洋食屋さんである。また来ますね。
蒲田に移動して、「カフェ・スリック」に行く。これはミサさんの希望。
「カフェ・スリック」に到着。彼女はここは初めて。
9月下旬は夏休みをとっていた神田さん。お久しぶりです。ちょっと変わったデザインの黒い服はドイツ軍の看護婦さんが来ているものを黒く染めたものとのこと。
常連のウルガさんがいらしていた。彼女はピアノの先生である。ミサさんに「この方、おいくつくらいに見えますか」と聞くと「40代?」と答えたので、「僕より年上ですよ」と言ったらびっくりしていた。びっくりした拍子に産気づいてしまったらどうしようと思うほど、びっくりしていた。
アールグレー(ラッフルズホテル)を注文。
カモミールと洋梨のシフォンケーキ(10月のシフォン)を注文。
ミサさんはハロウィン仕様のシフォンケーキを注文。
初めての出産で、つわりがひどく、不安もあるが、お母様は安産だったそうだから、たぶんあなたも安産でしょう。大丈夫!
ここの支払いは彼女がしてくれた。ごちそうさまでした。
彼女を駅まで送る。今日は実家に帰るそうである。次にお会いするときは赤ちゃんを抱っこできるかしら。
夕食はハヤシライス。ランチとニアミスである。
デザートは葡萄。
本日、購入した陶器。
この角皿は『半分、青い』の思い出のために。
今夜の『ためしてガッテン』でやっていたスロースクワット(10回×3セット)をさっそく試してみる。けっこうきつい。ウォーキング&ジョギングをしない(できない)日はこれをやることにしよう。
2時半、就寝。