フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

10月9日(火) 晴れ

2018-10-10 15:02:43 | Weblog

8時、起床。 

トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

朝のCDはグレン・グールとレオナルド・ローズ演奏のバッハ『ヴィオラとハープシコードのためのソナタ』(1番・2番・3番)。ヴィオラとピアノ、二つの楽器が寄り添いながら演奏する。ピアノソロとも、ピアノ協奏曲とも違う、独特のジャンルだ。そういう「社交的な」演奏はグールドは苦手なんじゃないかと思ったが、そうでもないのかしら。

11時半に家を出て、大学へ。今日も晴れていて、気温は25度前後としのぎやすい。こういう日が続いてくれないかな。 

昼食は蒲田駅で買った「秋のかながわ味わい弁当」(崎陽軒)。

あれこれ入って、彩りがきれいだ。ところが、シューマイ用の醤油と辛子が入っていない。元々付いてないのかしら。

 いや、そうではない。説明書の写真には醤油と辛子が写っている。

ほら、右下のシューマイの横に。入れ忘れたんですね。こういうこともあるのか。

3限は院生の研究指導。外国人学生の場合は日本語のチェックもあるので、全部文章化してきてもらって(レジュメだけの報告ではなく)、逐一読み上げながら、内容および文章を検討する。時間はかかるが、この方法が一番確実である。

「三時のおやつ」はどら焼き。

面談の予定が1つあったのだが、先方の都合でキャンセルになったので、いつもよい早めに(5時半)大学を出る。

帰宅して、夕食前の時間に『スーツ』の残り3分の2を観た。勝つため、というよりも負けないためには手段を択ばないという点では主人公(織田裕二)は『リーガルハイ』の主人公(堺雅人)と似ているが、なにかしら闇の部分を抱えているという点において、違っている。彼が単独で仕事をするのを好むのは、傲慢だからではなく、組織というものへのアレルギーのためだろう。弁護士ドラマはどういう案件を扱うかで色合いが決まる。初回は大口のクライアントのセクハラ案件であったが、次回は一転して無料法律相談の案件なのだろうか?次回も見てみよう。

夕食は豚シャブ。12

デザートは夏にいただいて冷蔵庫の中に1つだけ残っていた白玉あんみつ。暑かった夏を思い出しながら。

『僕らは奇跡でできている』の初回を録画で観る。0時を回ってから居間のテレビで見始めたら、「遅い!」と妻に注意される。普段は私に似て夜更かしのくせに今日は早く寝たいようである。音を小さくして観る。主役は生物学の准教授。以前であれば草彅剛がやるような役を今回は高橋一生にやらせたらこうなりましたという感じ(脚本は『僕の生きる道』シリーズの橋部敦子)。それにしても大学教師というのは世間離れしている(子どもみたい)というイメージはどうしてこうも強いのだろう。『まんぷく』で長女(松下奈緒)の夫で売れない画家を演じている要潤が生物学教室の一員で出ている。掛け持ちは大変そうだが、『まんぷく』での役は寡黙でほとんで台詞がないからな大丈夫なのだろう。

 2時、就寝。