8時、起床。
月曜日に授業のない私にとって、月曜日は週末の一部だ。あれこれ予定の入ることの多い土日に比べて、月曜日は静かな週末だ。
トースト、ソーセージ&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
今日の『なつぞら』。いよいよなつが東京に行く(戻る)ことになった。北大に進学する有見子、東京へ菓子職人としての修業に出る雪次郎の壮行会が「雪月」で開かれる。
その席で天陽が「ぼくはなっちゃんが好きだ。それは変わらない」と告白のような言葉をストレートに述べた。
でも、それが同時にお別れの言葉であることをなつはわかっている。なつは東京で生きていくと決めたのであり、天陽もなつが戻って来ることを期待してはいないのだ。(可能性としては天陽が東京に出てくるというのはあるかもしれないが、それを期待するのはやめておこう)
これで今日のエンディングにしてよい名場面であったが、この後にもう1つの名場面が待っていた。
壮行会には出ず、一人で牛の世話をする泰樹。
泣いているのだ。
なつよ、おまえはこのことは知らない方がいい。知らないまま、東京に行け。それがいい。(ナレーション風に)
月曜日が週末の一部であることのよい点は、いわゆる「サザエさん症候群」(日曜日の夕方の憂鬱)と無縁でいられることだ。一方、よくない点は・・・とくに思いつかないが、あえていえば、カフェに行こうと思ってもいきつけのカフェの多くが定休日であることだ。
午後、昼食を食べに出る。ナツが日差しを避けて玄関脇で眠っている。夏が近づいているのだ。
これは昔からある街の電気屋さんの1つ。日立系列の個人商店(ですよね?)だが、「かまた電化センター」という店名がすごい。
「吉岡家」に行く。
ランチセットにする。アジフライをチョイス。蕎麦はもり(かけにもできる)、ご飯は少なめで注文。
アジフライをチョイスするとソースが付いてくる。
辛子も添えられている。ソース+辛子というのがアジフライのスタンダードな食べ方のようだが、私は、二つに割いて、最初は醤油で、もう一つはソース+辛子で食べる。 どちらで食べても美味しい。
以前は「中休み」はなかったが、最近、それが設けられたようである。「15時~16時」か。それなら大丈夫だ。私は朝食が遅いので(起きてから2時間くらいしてから食べる)、必然的に昼食の時間も遅くなり、14時前後にならないとお腹が空かない。しかし、14時から「中休み」に入る店が多く、不自由を感じている。15時までやってくれるならありがたい。
店を出て、駅の方へ買い物の行く。
有隣堂でNHKの俳句と短歌のテキストを購入。普段は俳句の方しか買わないが、今日は気まぐれで(月曜日の週末のせいかもしれない)、短歌の方も購入した。
「巻頭名句」(片山由美子選)から
梅雨に入るいく日も雨の降りし後 山口波津女
水面の硬さの上の水馬(あめんぼう) 山上樹実雄
短夜(みじかよ)や空とわかるゝ海の色 几菫
「巻頭秀歌」(伊藤和彦選)から
雨といふにも胴体のやうなものがありぬたりぬたりと庭を過ぎゆく 薮内亮輔
雨降れど泰山木の花咲けば夕月夜にもなるここちする 与謝野晶子
父の日に贈られてきしネクタイのモダンな模倣老いを許さず 斎藤正
短歌のテキストの「秘密をよむ。」という企画が面白かった。そこで紹介されていたいくつかの作品。
積もるかもしれない雪はいつまでもきっと出さない手紙を書いた 沙羅みなみ
たくさんの嘘をあなたについたけど大丈夫って嘘は初めて 田中ましろ
生きている間しか逢えないなどと傘でもひらくように言わないでほしい 大森静佳
なるほどね、俳句的精神と短歌的精神は違うのだということを改めて思い知る。
夕食はチンゲン菜と卵とベーコンの炒めもの、
笹かまぼこ、明太子、胡瓜の新香、茄子の味噌汁、ご飯。
デザートはメロン。
Mさんからいただいた最中を食べる。
皮とあんが別々に真空パックされていて、自分で組み立てて食べる。
なので皮がパリッとしている。 続けて3個食べた。
2時、就寝。