8時15分、起床。
胡桃パン、ソーセージ、目玉焼き、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。
デザートにいただきものの林檎(ふじ)。
上手とは言えないが、一応、林檎の皮は剥ける。
林檎剥く無骨な指の催眠術 渺
先月の句会で渺さんが詠んだ句である。そしてさやかさんが「不器用な彼が私のために林檎を剥いてくれるとクラっときてしまう」(というような意味の)解釈をした。そう、なまじ上手くない方がいいのだ(笑)。カットはせずに丸ごとかじる(妻はもうデパートに買物に出ている)。
山田太一の訃報記事。
彼の出世作『それぞれの秋』は私が大学に入学した年のドラマだ。
ほとんどの作品を観ているが、例外は『想い出づくり』。評判のドラマだったが、私は見ていなかった。同じ時間帯に倉本聰の『北の国から』をやっていたからだ。当時の私には若い女性3人が主役のドラマより父親(黒板五郎)と子どもたち(純と蛍)のドラマの方が魅力的だったのだ。もし『ふぞろいの林檎たち』vs『北の国から』だったら身もだえするほど迷ったと思う。
昨日のブログを書いてアップする。
家の桜の木の落葉が進んでいる。
出かける前に落ち葉掃き。
1時に卒業生のユメさん(論系ゼミ11期生)と蒲田駅で待ち合わせて「きりん珈琲」へ行く。
店には駅から(歩くて10分ほどかかるのだ)電話をして席をキープしておいてもらった。
彼女と前回会ったのは、今年の4月末だったから、7カ月ぶりである。先月、休暇を取って広島・長崎に4泊5日の旅行をしたそうだ。はじめての一人旅だったが、「本当に自由でいいですね」というのが一番の感想である。そうでしょう、そうでしょう。これは私の持論だが、「旅の純度」というものは一人旅が一番高い。と同時にハードルも高いから、子供が自転車に乗る練習をするように、学生時代に一人旅ができるように練習しておくことである。実家暮らしで一人暮らしの経験がない場合はとくにそうである。「孤独」についての耐性というか、「孤独」を楽しむノウハウを身に着ける意味でもね。
ランチタイム(1時半まで)に間に合った。
二人とも焼き茄子と鯖の味噌味ペペロンチーノうどんを注文。
私は2回目の注文。前回食べてとても美味しかったので。ユメさんはそのときの私のブログを見て今日はこれを注文すると決めてきたのだ。(期間限定なのでここ数日でメニューから消えてしまうそうだ)
デザートは「本日の御菓子から」注文。
栗きん餡とクリームチーズの干し柿詰め。いつもこの時期に出るメニューで私の好物だ。
彼女はシナモン香るカボチャ餡プリン。
滞在時間1時間半。次のカフェ(ティールーム101)を3時に予約してあるので、15分くらいしかない。距離的には問題ないのだが、食べたものが消化されていない(笑)。カフェのはしごをする場合、1時間くらい散歩の時間があった方がよい。具体的には「きりん珈琲」に1時間早くいくか、「ティールーム101」に1時間遅くいくか、さもなければ、「きりん珈琲」でお菓子は控えておくべきだった。
途中の公園で道草。
彼女のポートレイトを撮る。
私のスマホで自撮りをしてもらう。
ジャスト3時に「ティールーム101」に着いた。
前のお客さんがちょうど出て、店内には私たちだけだった。
マダムと注文するお茶の相談をする。時間をかけて。
前身の「スリック」との一番大きな違いがここである。それはマダムが新しいお店のコンセプトとして一番望んでいたことだった。
彼女が選んだのはラッフルズホテルのアールグレイ。
そしてシフォンケーキは(順序としてはお茶よりこちらを先に決めたのだが)クリスマススパイスシフォン。
私はスティーブン・スミスの「ローズシティー・ゲンマイ茶」。ゲンマイ茶にバラの花びらを加えたものである。
御菓子は和菓子にした(「清野」のもの)。お茶をローズシティ・ゲンマイ茶にしたのもそのためだった(抹茶だとすぐに飲み終わってしまうので)。
御菓子に手を付ける前にマダムに写真を撮っていただく。上からのアングルは皿の上の御菓子を見せるためのマダムの工夫。
滞在時間は1時間半。
4時半に店を出て、彼女が「夕焼けがきれいに見える場所はありますか」というので、東急プラザの屋上(かまたえん)に行ってみる。
夕焼けが美しい条件は、たんに晴れているだけではなく、西の空に適度に雲があることである。雲が夕日に染まって美しいのだ。今日は雲は日没の方向にはあまりなくて、夕焼けがきれいというほどではなかった。
その代わり、雲がないので、くっきりとした富士山を観ることができた。屋上で会った年配の男性から(よくここに来ているそうである)富士山のよく見えるスポットを教えてもらった。これまでは富士山の写真を撮りたいときは観覧車に乗っていたのだが、屋上の右端までいくとそれまでビルに隠れてた富士山が姿を現すのですね。ありがとうございます。
「幸せの観覧車」の前で。
彼女の自撮りで。
時刻は5時になろうとしていた。ユメさんを駅の改札で見送る。握手をしたときの彼女の手はとても冷たくて(冷え症なのだ)、卒業生の中でも冷たい手ベスト5(?)に確実に入ると思った。ちなみに私の手はとても暖かい。どうぞ暖かくして冬を乗り越えてください。次は暖かい季節に会いましょう。
帰宅すると、妻もデパート(日本橋三越)から帰っていた。先日に続いて「栗原アリ展」に行って作品を購入してきたのだ(3点も!)。猫のデザインの作品がお気に入りのようである。
お気に入りの作家さんの作品を集めるという点では私と同じだ。下の写真は、田中一光作の珈琲カップ、スープカップ、マグカップ。いずれも松本の「グレインノート」で購入したもの。
「夫婦で好みは全然違いますね」
夕食は鶏肉とピーマンの丸ごと味噌煮、シシャモ、沢庵、味噌汁、ごはん。
食事をしながら『うちの弁護士は手がかかる』第9話(録画)を観る。
ユメさんからいただいたお菓子(広島で買われたそうだ)を食べる。
「新・平家物語」という名前は吉川英治の原作の1972年の大河ドラマと同じである。仲代達也が清盛を演じていた。バームクーヘン部分が女性の十二単を現し、赤餡が源氏、白餡が平家を現すとお店のサイトに書いてあるけれど、これ、どっちも赤餡(バター)ですよね。赤餡の方が人気があるのかな。
妻がパソコンをやっていて「ウィルス感染警告」のポップアップが出るようになってしまった。ノートンでウィルスに感染してはいなことを確認した上で、以下の手順でブロックする。
Moodleで「動画一覧」が表示されない問題は、同じパソコンでもプラウザをエッジに切り替えると表示されることがわかったので、クロムの問題だということがはっきりした。クロムの閲覧履歴・キャッシュ・クッキーを削除したら「動画一覧」が表示されるように戻った。
ゼミから送らて来たゼミ論草稿に目を通す。明日の夕方にオンラインで相談をすることにした。
風呂から出て、今日の日記を付ける。
2時、就寝。