フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

12月14日(木) 晴れ

2023-12-15 11:36:19 | Weblog

8時半、起床。家を出るまで1時間だ。

チーズトースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。時間がないので、簡易バージョン。

大手町のホームで卒業生のキョウコさん(論系ゼミ1期生)とばったり出くわす。「センセー!」と大きな声で駆けよられる。

以前にも同じようなことがあった。そのとき彼女は国会議員の秘書をしていたが、彼女自身が国政選挙に立候補する準備をしていて、支援母体である労組の本部に挨拶に行った帰りであった。去年、彼女は「村田享子」として参議院議員選挙に立憲民主党から出馬し、見事当選。予算委員会の立憲民主党の代表質問で、質問に立つ先輩議員の傍らでフリップを出している姿をTVでよく見かける(活動の中心は経済産業委員会のようである)。

今日は国会が閉幕し、その報告に関係機関に挨拶に行くところだという。この広い東京で、駅のホームでばったりなんてことが、一度ならず二度もというのは、すごいことではなかろうか。「運命ですね」と彼女は言った。彼女にスマホを渡して自撮りしてもらう。

彼女のツイッターをフォローしているのだが、とにかく多忙である。全国を飛び回っている。それでこの笑顔というのはどれだけエネルギッシュなのかと感心する。ゼミ生のときは「アフタヌーン・キョウコ」と呼ばれるほど(私が命名したのだ)、おっとりした学生だったのだ(笑)。「先生、今度、カフェしましょう」と言って、彼女はグーグルカレンダーを眺めるが、すぐには予定が決められない。あとで相談しましょうと言って、お互い、反対方向の電車に乗り込んだ。

2限は演習「現代人と社交」。3名発表のはずだったが、インフルで1名がお休み。

 現代人に必要な孤独とは何か~2冊の孤独本の比較と考察~

 映画『タクシー・ドライバー』にみる孤独

昼食は研究室でコンビニおにぎり2個(鮭と梅干)。

3限は大学院の演習。前回に続いて、拙稿「社会学的評伝における時間の諸相」をテキストにディスカッション。

授業の後、「本持って行っていいよ」と促したら、Iさんは今回は2冊持って行った。

4限の研究指導は今日はお休み。家に帰るとしよう。

その前にちょっと「ミルクホール」に寄っていく。

いつもは研究室でお八つに食べるあんドーナツとブレンド珈琲を、今日は店内のカウンター席で。

4時過ぎに帰宅。

 ♪夕暮れに仰ぎみる輝く青空 日が暮れてたどるは我が家の細道~(『私の青空』より)

昨日、修理が終わった戻ってきたデジカメを食卓の上に忘れて家を出てしまった。チャイがストラップの紐で遊んで、床に落としていないか心配だったが、大丈夫だった。これでまた故障したら目も当てられないところだった。

4時半の西の空。日没である。

夕食は鶏鍋。

鶏肉、鶏団子、白菜、椎茸、舞茸、大根、人参、葱。白湯スープで。七味を振って。

食事をしながら『プレバト』を観る。

デザートは柿。生協で注文して買ったもの。柿を買って食べるのは久しぶりである。

今日は「現代人間論系総合講座1」のレビューシートの提出締切日。「ライフストーリーの社会学」ほど受講生は多くはないものの、最終日にどっと来るというパターンは同じ。せめて一日前の提出を心がけてくれないだろうか。最終日に体調不良になったらまずいでしょ。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。