8時、起床。カステラと牛乳の朝食。カステラと牛乳は相性がいい。3時のお八つとしてではなく、朝食としてどうかという問題は別として、昔から好きな組み合わせだ。
NPO法人 「早稲田健康の杜」のKさんからメールが届く。8月の報告から3ヶ月が経過したのでダイエットの方はその後いかがですかというメールである。Kさんは私のブログをご覧になっている。
「お食事の写真があり、とても楽しいですね。間食も頻繁ではなく、上手に摂られていますね。気になることは、炭水化物(ごはん・パン・麺)の重ね食べです。うどん+おもち、麺類+ライス、毎日という感じではないので絶対にダメとは言えませんが、少し気をつけられると栄養バランスも良くなりますよ。」
「重ね食べ」というのは初めて聞く言葉だが、昨日の夕食(天せいろ+牡蠣丼)は典型的な「重ね食べ」ということになる。好物の揚げ餅うどん(うどん+もち)も「重ね食べ」ということになる。う~ん、NGなのか。「絶対ダメとは言えませんが」とあるが、今後、力うどんを食べるたびに、Kさんの「ダメよ」という表情が浮かんできそうだ。ちなみに体重の方は8月の報告のときからさらに1.5キロ減っており、リバウンドはありませんと胸を張って報告できる。
昼から大学へ。空と雲のコントラストが美しい。蒲田駅で購入した崎陽軒のシューマイ弁当を教務室のデスクで食べる。
1時から4時まで教務・事務打合せ。これは毎週金曜日の午後に開かれるもので、教務と事務の間で打合せが必要な諸々の案件について主要なスタッフが一堂に会して集中的な検討が行われる。所要時間はそのときによって異なり、2時間から4時間というところだが、今日は少々長めであった。
4時以降は、2つの案件について担当の事務の方と個別に打合せ。6限のゼミが始まる前に「maruharu」に行って早めの夕食をとる。サーモンとアボガドペーストのサンドウィッチと珈琲。パンは通常のものではなく、オープンサンド用のものにしてもらった。味わい深いパンである。しみじみと味わっていると、入口の硝子戸の向こうから大きな躯体の男性がニコニコしながらこちらに手を振っている。日本文学の兼築先生であった。恥ずかしかったが、しかたがないので、小さく手を振って応える。
6限は4年生クラスでゼミ論の中間報告。7限は3年生クラスでインタビュー調査の経過報告。
3年生のKさんが授業の後で、私のところへやってきて、話したいことがあるという。何かと思ったら、先週、京都に行ったのだが、そこで乗った人力車の車夫(という言葉はいまでは使わないのだろうか)の方が、私のことを知っていたという。その人は同志社の学生なのだが、Kさんが早稲田大学の学生だと知って、「僕は早稲田大学に敬愛している先生がいるんです」という話になり、誰のことだろうとKさんが思っていると、「文化構想学部で社会学を教えている大久保先生っていう方なんですが、ご存知ですか?」とKさんに尋ねた。ご存知もなにも自分はその大久保先生のゼミの学生だとKさんが興奮気味に応えると、彼もびっくり仰天。なんたる偶然かという話であった。彼は高校生のときに文化構想学部のパンフレットに載っていた私の記事を読んで(本も読んだのかもしれない)、自分のやりたいことはこういうことなんだと思い定め、文化構想学部に入学すべく受験勉強をしたのだが、残念ながらそれはかなわなかった。しかし、私のブログはいまでもずっと読んでいるそうだ。というわけで、今日のこの記事も読んでいることであろう。籍を置く大学がどこであれ、自分がやりたい勉強を精一杯やってほしいと思う。頑張ってください。
4年生クラスのスイーツ
3年生クラスのスイーツ(宣伝を兼ねて)
ゼミを終えて、教務室に戻る途中、中庭で男女の学生に声をかけられる。昨日の「The Fence 中庭にさよなら」の企画を立ててくれたS君とTさんだった。人気のなくなった夜のキャンパスで中庭の風景との別れを惜しんでいたところだった。しばらく立ち話をする。日付が替わる少し前に帰宅。