フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

11月9日(火) 晴れ

2010-11-10 09:06:05 | Weblog

  8時、起床。今日も秋晴れ。ベーコン&エッグ、トースト、レタス、オレンジジュースの朝食。9時半に家を出て、大学へ。スロープは落葉でいっぱい。

  10時半から新棟建設打合せ。2時間ほどで終了。昼食は「フェニックス」でチキンカレーと珈琲。1時に研究室に来客あり。4限は演習「ケーススタディの方法」。5時から卒研指導が2件。事務所で来年度の時間割の打合せ。夕食は「五郎八」で揚げ餅うどん。

  夕食を終えて大学に戻る途中、夏目坂下の小倉屋酒店でジュースを購入。そのときご主人と少しおしゃべりをする。地酒の「夏目坂」のラベルの絵はご主人が描かれた昭和15年くらいの近所の商店街風景である。左から二軒目が私がときどき行く鰻の「すず金」である。小倉屋酒店は夏目漱石の『硝子戸の中』にも登場する古い店である。

  教務室に戻って、論系主任との面談が1件。メールと電話で雑用をすませてから、大学を出る。11時、帰宅。


11月8日(月) 晴れ

2010-11-09 02:11:15 | Weblog

  8時半、起床。今日も穏やかな秋日和である。シチューとご飯の朝食。土日が学会で、今日も大学へ行く用事があるので、体が休まらないが、しかたがない。もうすぐ冬休みだしな(まだか)。 シンポジウムの世話役だった蘭先生からお礼のメールをいただく。いいえ、こちらこそ、大変勉強になり、かつ楽しかったですと、メールを返す。実際、他の報告者の発表原稿に目を通しながら、意外なところで問題関心を共有していることに気がついて、大いに刺激を受けた。各自がそれぞれの研究テーマを独自のやり方で追求しながら、知らず知らずにつながっているというのは、面白いことである。

  11時過ぎに家を出て、大学へ。昼休みにゼミ希望者の面接を入れてある。研究室の前の廊下に女子学生が3人、私を待っていた。あれれ、15分ずつ時間をずらしておいたはずだが、私の手違いで、同じ指定時間のメールが3人に届いてしまったようだ。廊下で待っていてもらうのも悪いので、3人一緒に面接をする。
  面接を終え、教務室にちょっと顔を出してから、昼食をとりに「maruharu」へ。複合文化論系の2年生で私の授業(ライフストーリーの社会学)を去年受講したという男子学生から話しかけられ、あれこれおしゃべりをしながら食事をする。彼も昼休みにゼミの面接を受けてきたところだという。自分の希望するゼミに入れるかどうか、文化構想学部の2年生にとっては、ハラハラドキドキの季節である。
  事務所であれこれの打合せ。事務所の一角に白いテーブルと椅子が置かれたミーティングのためのスペースがあって、私は教務室よりも、ここで打合せをする方が好きである。その方が話が早いような気がするのである。
  4時から研究室でゼミ論の個別相談を3件。一人30分の予定だったが、結局、一人1時間かかった。今日は3人だからよいが、来週の月曜日は6人予約が入っている。一人30分ペースを厳守しないとキツイだろう。
  8時、帰宅。昨日、名古屋のお土産に買ってきた、味噌煮込みうどんがさっそく食卓に出てきた。うん、美味しい。これで夕食は三日連続で名古屋名物となった。


妻と二人で食べる


11月7日(日) 晴れ

2010-11-08 02:06:36 | Weblog

  シンポジウムを無事に終えて、名古屋19:00発ののぞみに乗って、帰ってくる。

  昨日の夕食は「ひつまぶし」、今日の夕食は「味噌カツ」を食べた。どちらも美味しかった。


一杯目はそのままで、二杯目は薬味を加えて、三杯目はお茶漬けでいただく(「びんちょうひつまぶし」にて)


八丁味噌のタレが絶妙(「双葉」にて)

  日本シリーズ、ようやく決着がついた。息詰まる試合とはこういうのをいうのだろう。


11月6日(土) 晴れ

2010-11-06 23:14:35 | Weblog

  学会に出席のため、名古屋に来ている。いま、駅前のビジネスホテルのロビーにあるパソコンから書き込みをしている。明日の報告の準備(他の報告者の原稿に目を通している)のため、本日のフィールドノートの更新はこれでお仕舞い。それにしても中日とロッテの試合は大変なことになっている。


名古屋駅はビジネスホテルの目の前


11月5日(金) 晴れ

2010-11-06 10:12:37 | Weblog

  8時、起床。ブログを更新してから、卵かけご飯の朝食。
  10時半に家を出て、大学へ。今日は体育祭で授業はないが、学部の2年生の親御さんを招待して学部の説明や個別相談を行うペアレンツデーという行事があるのだ。事務所で用件を1つ済ませたから、「maruharu」へ昼食をとりにいく。チキン・ブロッコリー・クリームのサンドウィッチと白菜・大根のスープ。ロゼの飼い主の女性とペット談義をしているとき、左隣の席の3人家族の会話が耳に入ってくる。どうもペアレンツデーに来られた女子学生とそのご両親のようなので、挨拶をする。 

  1時から38号館AV教室で、学部説明会。副学院長の岡崎先生の挨拶の後、私が文学部と文化構想学部のカリキュラムについて説明し、村田先生が学生生活調査のデータを使って学生たちの意識や行動について説明し、最後にキャリアセンターの方が就職活動について説明をした。所要時間1時間半。みなさん熱心に聞き入っておれら、質問も活発だった。

  2時から本部棟で全学の教務担当教務主任会。引き続いて同所でファカルティ・ディベロップメント推進委員会。6時に終了。
  教務室に戻って、書類に目を通していると、ドアの開いている隣の部屋から岡崎先生が電話で話している声が聞こえてきた。どうも電話の相手はご主人らしい、ということが話の内容からわかる。仲のよいご夫婦であることが察せられる内容であるが、どうやら、岡崎先生は隣の部屋に私がいることに気づいていないようである。咳払いの1つでもした方がよいかと思ったが、それもわざとらしい気がしたので、そのままにしておいた。しばらくして、電話を終えた岡崎先生がこちらの部屋にやってきて、デスクで書類を読んでいる私に気づいて、びっくりして、飛び上がった。「お、大久保先生、ず、ずっとそこにいらしたんですか」と聞くので、「はい。ずっと前からおりました。さきほどのお電話も、聞くつもりはなかったのですが、耳に入っておりました」と答えると、「ギャー」と叫んでその場にしゃがみこまれた。岡崎先生はたんに有能な方であるだけでなく、その明るいキャラクターは、われわれ教務チームのムードメーカーとしてまことに貴重な存在である。