8時半、起床。
トースト、ベーコン&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
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昨日のブログを書いてアップする。
放送原稿を書く。
2時を回った頃、昼食を食べに「吉岡家」へ行く。
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家をでるときは稲庭うどんとアジのフライを食べたいと思っていたが、気が変わって、季節限定メニューの中から穴子天重+ざる蕎麦を注文する。
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穴子か一本、ドーンと載っている。二つに切って、ご飯の白い部分を隠すという手法もあると思うが、「ドーン」の効果を重視したわけである。
ご飯は少なめで注文すべきだったか。途中でごはんを残すことも考えたが、われわれ世代にはご飯を残すというのがしにくい。お腹いっぱいになる。
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家には直帰せず、腹ごなしの散歩をする。今日も雲一つない晴天だ。
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近所の専門学校の桜並木。
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落葉が日に日に増えている。
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歩道の落葉は掃除されているが、キャンパス内の土の上の落葉はとくに掃かれてはいないようである。あるいは掃いても履いても追いつかないのかもしれない。
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土の上の落葉は、アスファルトの上の落葉とは違って、そのままでもいいように思う。
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まだまだ葉の残っている気もあれば、
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もうすっかり葉を落とした木もある。晩秋から初冬へ、街の風景も変わっていく。
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スイカのチャージ金が空くなっているので、駅まで行ってチャージをする。最近はスイカを電車に乗るために使うことは少なく、もっぱらスーパーで買物をするときに使うことが多い。信販会社のカードは一応持ってはいるが、それを使うことはほとんどない。スイカでの支払いは現金での支払いに近い感覚があるのだ(チャージ金はその都度財布から出すからだろう)。
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帰宅してマスク(布製)を洗って干す。マスクが入手困難だった時期は使い捨ての紙製のマスクも簡単に捨てなかったが、いまでは躊躇なく捨てられるようになった。2020年を象徴するアイテムは間違いないマスクである。
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実践女子大の原田謙君から新著が送られてきた。研究室に伺って手渡しでというメールをいただいたのだが、私は最近は大学にめったに出かけないので、郵送でお願いしたのである。
原田謙『「幸福な老い」と世代間関係』(勁草書房)
「エイジズム(年齢にもとづく偏見・差別)はどんな要因により起こるのか。世代間関係は高齢者の幸福感にどう影響しているのか」をテーマにした本である。
「あとがき」にこう書いてある。「わたしは、早稲田大学3年次の大久保孝治先生のゼミでは、「昭和史と個人史ー戦後をサラリーマンの妻として生きた女性たち」というテーマで、生活史調査データにもとづいた「人生の再検討ー大衆長寿時代の生き方」というレポートを作成した。当時、先生に参考文献として渡されたデイビット・プラースの『日本人の生き方』は、いま振り返ってみると、エイジングにかかわる諸問題を人間関係の視点から考えるという私の研究テーマの「道しるべ」になった気がする。」
原田君は私が放送大学から早稲田大学に移って最初に担当した調査実習の学生の一人である。長身で、痩せており、顔付は三島由紀夫に似ていて、エレキギターのケースをいつも携帯していたような記憶がある。都立大の大学院を進むことになったと聞いたときは不良少年が更生して真面目に学問の道を歩むことになったかと感慨深かったが、どうやらそれは「ロッカー」=「不良」という私の思い込みで、最初から真面目な学生だったらしい。「幸福な老い」は若い頃からの一貫した彼の研究テーマである。
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夕食まで原稿書き。
夕食は鶏の手羽元焼き、シラス入りオムレツ、味噌汁、ごはん。
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食事をしながら『共演NG』第4話(録画)を観る。英二(中井貴一)の妻雪菜(山口紗也加)のキャラが怖い。よく25年間も結婚生活が持続していたものだと思わざるをえない。
放送原稿を仕上げて、「ライフストーリーの社会学」第8回パート2の収録に入る。
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ワンテイクでOK。少し噛んでしまった箇所があるが、大目に見てほしい。31分37秒。
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レビューシートのチェック。
風呂を浴びてから、『ジェットストリーム』をradikoで聴きながら、今日の日記とブログ。
2時、就寝。